実際に中卒から弁護士になった大平光代(おおひらみつよ)さん

この章では、実際に中卒から弁護士になった大平光代さんについてご紹介します。

・中卒から弁護士を目指すまでの経歴
・中卒から弁護士になった方法
・中卒から弁護士になった効率的な勉強法

波乱万丈な人生を歩んでいた大平さんですが、ある時目覚めそこからの猛勉強で人生大逆転されました。

では、見ていきましょう!

中卒から弁護士を目指すまでの経歴

まずここでは、中卒の大平光代さんが弁護士を目指すまでの経歴をご紹介します!

経歴

1.中学時代いじめにあい、自殺を試みる
2.中卒で反社会的勢力の組長と16歳で結婚
3.21歳で離婚
4.22歳で宅建士合格し、その後司法書士、司法試験にも合格

大平さんは中学時代いじめにあい割腹自殺を試みた経験があり、その後は刺青を入れ若くして反社会的勢力の人物(組長)と結婚・離婚しました。

21歳の時には離婚して組を離れると父の友人との再会があり、そこで立ち直る決意をして猛勉強をはじめました。

22歳の時には宅建士の資格を取得し、その後も勉強を続けて司法書士試験・司法試験に合格しました。

資格を取得した後には、それまでの辛い経験を糧に大阪市を中心に教育関係の場で弁護士資格を活かして活躍しています。

ダルマちゃん
中卒でもこんなに資格をとって、最難関とも言われる司法試験にも合格しているんだよ。

中卒から弁護士になった方法

ここでは、中卒だった大平さんが弁護士になった方法をお伝えします!

大平さんはダイレクトに司法試験を受けて合格したわけではなく、その前に2つの資格を取得しています。

取得した資格

・宅建士
・司法書士
・弁護士

まず最初に受験資格に制限のない宅建士の試験を受け、合格します。

その後も受験資格に制限のない資格である司法書士の試験を受け、一度は不合格になるも二回目で見事合格します。

そして、弁護士の試験は大卒程度の学力を証明しないと受験ができなかったので、司法試験第一次試験免除の資格を得るため近畿大学法学部通信教育課程にも入学します。

しかし、在学中に見事司法試験一発合格をしたので、大学は中退して弁護士としてのキャリアをスタートさせたのです。

ユーくん
極道の妻から弁護士へ・・・すごいね。

3つの資格は似たような内容の試験なの?

ダルマちゃん
鋭いところに目をつけたな!

実は最初に受けた『宅建士』と『司法書士』の知識があることで、『司法試験』に必要な基礎知識を身に付けられたことも大きな強みだったんだよ。

そして、大平さんは自分なりの勉強のコツも掴めたみたいで合格できたんだな!

大平さんの勉強法って気になりますよね?次は、その数々の難関試験に合格した大平さんの効率的な勉強法をご紹介するのでご安心ください!

中卒で弁護士を目指す人にぜひ参考にしていただきたい方法です。

中卒から弁護士になった効率的な勉強法

数々の難関試験に合格した大平さんは、効率的な勉強法について「遠回りのように見えても、基礎をきっちり学ぶほうが知識が定着し、応用もきくので効率がいい」ということを訴えています。

では、実際大平さんが資格試験に向けて勉強する際に行っていた方法をご紹介しますね。

1.集中力を高める方法
2.暗記のために必要最低限のこと

一つずつ説明していきます!

①集中力を高める方法
あれもこれも一度にしようと思わない。
したいと思うことを全部紙に書き出す。
書き出したものに優先順位をつける。
いちばんしたいことが決まったら、それをするためにはどうすればよいのかを考え、紙に書き出す。
それをするのに必要なものだけをそろえる。
必要なもの以外、目にはいるところには置かない。
すべてにおいて無理な計画は立てない。

②暗記のために必要最低限なこと
繰り返す。
関連づけて覚える。

特別なことをするよりも、基本的なことを大事にして勉強することが一番の近道だということです。

特に、弁護士試験に関しては暗記するものも多いので、『関連づけて覚える』のはかなり大切です。

ユーくん
中卒の人って受験勉強したことがほとんどないだろうから、まずは基本的なことをやるのが大切だよね。

ダルマちゃん
そうだぞ。

勉強自体への苦手意識を無くして、コツコツやることが大事だ。

中卒であっても資格さえ取れれば人生大逆転して、大平さんのように人のために働けるようになるからな。勉強を頑張れるかどうかがポイントじゃ。

まとめ

皆さん、『中卒でも弁護士になる現実的な方法』をご覧いただきいかがでしたか?弁護士として働くまでの流れも解説したので、よりリアルにイメージできたかと思います。

それでは、この記事をおさらいしていきましょう!

まとめ

・必ず司法試験の受験資格を取得する必要がある
・受験資格は『法科大学院修了』または『予備試験合格』
・中卒の場合は予備試験合格を目指す方が効率的である
・司法試験に合格すると弁護士・裁判官・検察官と職業の幅が広がる
・中卒で弁護士を目指すのであれば効率良く勉強すべき

中卒で弁護士を目指すとなるとかなりの努力が必要になります。しかし、実際に中卒で弁護士になっている人もいるのですから、目指したい人は諦める必要はありません!

ぜひ頑張ってみてください!

提供元・キャリアゲ

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