モアパワーを競った、かつてのターボ車…

ターボ車のマフラー交換によって期待できるパワーアップ効果とは?
(画像=『CarMe』より 引用)

80年代~90年代のターボ車は、まさにモアパワーのためのものでした。ですので、自主規制値280psに無理やり押さえこんでいる車も多く存在しました(スカイラインGT-Rはもちろん、GTO、スープラ等3.0Lクラスのターボ車)。

これは吸気量等を抑えるることでパワーを落としているわけですから、こうしたマシンに関しては、マフラー交換、エアクリ交換だけで相当パワーが上がるといわれました。”本来の力を取り戻す”というべきでしょうか。つまりマフラー交換だけでも、その効果が大きく現れる結果になるのです。

対して現在のターボ車は、高効率という設計思想で作られています。吸排気効率が上がれば、パワーアップするのは同様ですが、レスポンス重視の小径タービンを利用しているケースが多いので、かつてのスポーツカーのようなガツンとくるパワーアップまではいかないかもしれません。

もちろん、タービンを大径に換装してしまえば、モアパワーを得ることは出来ますが、トータルバランスが著しく崩れると思います。

吸排気をカスタムするだけでパワーアップ効果が高まるのが、ターボ車の特性。バランスを取るためにも、交換の際は特性を十分チェックしたマフラー選びが望ましいといえそうです。

R-32スカイライン ターボ車のマフラー音

提供元・CarMe

【関連記事】
車用キズ消しおすすめ12選!車のキズを消そう【2020年版】
【2020年版】お金がなくても乗りやすい国産スポーツカーおすすめ10選!平均中古価格も掲載!
ポルシェに認められたネクセンタイヤ…オールシーズンタイヤ”エヌブルー4シーズン”を飯田裕子氏が徹底解説
119.9万円から...大人気SUVのトヨタランドクルーザープラドの中古購入をおすすめする理由と評価
「燃料残量警告灯(ガソリンランプ)」が点滅しても、あと50kmは走行できるって本当?