子育て中のパパママ、毎日お疲れさまです!
世の中、何ごとも経験しないとわからないことは多い。
賃貸情報の徒歩10分は実際には15分以上かかることや、飲み会参加の可否「行けたら行けます」は99%来ないを意味することなど、大人になってからも日々学ぶことは多い。
そして、大人になってから経験する「子育て」の驚きは別格である。道端にひっくり返って泣く子どもや、スーパーのお菓子売り場で座り込みを決め込む子ども。独身の時は一歩下がって見ていた場面を、いざ我が子が繰り広げた際の、脱力感と疲労感。普通に産んで、普通に育てているだけなのに、なぜ、こんなにも日々が灰色なのか。
子育てでもっとも大変なのが、一日三度の食事である。
テレビを見せながら爆速で調理したメニューを、8割方べとべとに汚され、着替えと後片付けをしていたら、もう次の食事の準備。気分転換にフードコートに出かけてみても、まずは、子ども用のハイチェアを遠くから探し出して空いているテーブルにセット。
決死の思いで食事を乗せたトレイと活きのいい子どもを席まで運び、まずは子どもの空腹を紛らわせる。自分が冷めた食事を流し込む時には、ハイチェアから脱走しそうな我が子を押さえながら、子どもがふざけて椅子ごと後ろにひっくり返らないか、周囲に気を配るのに忙しい。
これではまったく食べた心地がしない。フードコートで落ち着いて食事がしたい。小さな、しかし切実な子育て世代パパママの願いである。
フードコートに救世主降臨!!
そんな子育て世代の願いが届いたのであろうか。
てとら@SIさん(@TETRA_IT)のツイートで、パパママが感涙間違いなしのアイテムが紹介されているではないか。
フ、フードコートの机に穴が開いている!?その穴に設置されたベビーチェアに子どもを座らせると、なんと子どもと親が向かい合って食事が食べられるのである!! フードコートの机、恐るべし……。フードコートの机にこのようなポテンシャルがあろうとは、いったい誰が想像できたであろうか。
てとら@SIさん(@TETRA_IT)がツイートしている通り、「この席を作った人、分かってる」。
子どもが食事中に脱走しがちなことも、親1人の時は対面で座った方がご飯を与えやすいことも、子どもの表情が見られると親が安心できることも、全部分かってくれている……!
これは子育ての神が与えてくれたご褒美に違いない。子育てを頑張る親に、フードコートでのひと時を与えてくれているのだ。もうフードコートなしでは生きていけない。