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複合ベイトで狙うシーバス3
複合ベイトで狙うシーバス4
複合ベイトで狙うシーバス3
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傾向
大量のカタクチイワシを前に水中で反転しながら捕食するシーバスが見えています。
これだけ水面にベイトがいるにも関わらずこの日、水面でボイルする個体は少なく、水面下20〜30cmぐらいで捕食しているイメージでした。
要因はカタクチイワシの数が多く、層になっていたからだと思います。
そして、シーバスが捕食するタイミングに傾向がありました。
それは、ベイトの向きが一定になったタイミング。シーバスに着かれバラバラに逃げているベイトにはあまり反応しない傍、ベイトが落ち着いて纏まるタイミングで捕食していました。この様に捕食のタイミングにはそれぞれパターンがあります。その日その日で変わりますが、大体の傾向を抑えておくことによって次回に繋がったり同じ様なシチュエーションに遭遇した場合にアドバンテージになるのでしっかり確認してみましょう。
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複合ベイトで狙うシーバス4
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アプローチ
当初、反転し捕食するシーバスがかなりの数見えていながらなかなかバイトまで持ち込めませんでしたが、上記のタイミングを測りザワついているタイミングでルアーを通すのではなく、ある程度ベイトが纏まるまで待ち、ベイトの頭の向きとルアーの頭の向きを合わせる事、ボイルしない事と水中で反転して捕食している事を意識し、少しルアーのレンジを下げ、ベイトの層の下を通すイメージでアプローチすると、これまでとは打って変わりかなりのバイト数になりました。この事からもシーバスは自分達の捕食のタイミングを崩さずより効率的に捕食している事が伺えます。しかし、折角纏まったベイトを蹴散らしてしまう太刀魚。
シーバスの捕食のタイミングと太刀魚の捕食のタイミングには差があるようで、纏まりかけた餌をバラしてしまいますが、これはこれでなかなかのサイズで楽しませてくれます。
このようにベイトが入るとそれに着いて様々な魚が釣れるのもまた魅力的です。
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