世間一般の認識と違う日本のTikTok
本日は珍しく(ww)本業のマーケティングネタです。
テレビなどでよく紹介されるようになったTikTokですが、わたしもクライアントのSNS運用でTikTokを運用させています。
料理研究家の八代さん。8ヶ月でここまで来ました。テレビも何回か取材されました。

しかし最近、毎日Instagramのリールは見ているのですが、TikTokは全く見ていない自分がいることに気づきました。なんでだろうと少し考えると理由はこんな感じ
1 日本版は動画の質が低い
※ヤンキーとか現業の人が多い
2 海外と比較してスーパー級がいない
3 怪しい広告多すぎ・・・サラ金みたいなヤツ
4 コメント欄荒れすぎ。YouTubeに誘導しすぎ
スーパー級で有名なのは16歳のこの子です。チャーリー・ダメリオ
フォロワー数1億2000万人!!
日本の人口と同じ!! www
凄い美人でもなく極上のスタイルでもない。まだ子供ですがチャーミングなのです。Instagramのフォロワー数は4320万人。ここまで来るとテレビやタイアップに引っ張りだこです。
この海外の盛り上がりと日本のそれはかなり違う。いったいどこが違うのか。
こんなに違う、米国と日本のTikTokユーザー
TikTok、日米での利用の違いをアプリデータから読み解く
とんでもない事が分かりました。
MAU(月間利用者数)がすでに減少

この記事ではコロナの影響でとしていますが、それは逆なんじゃないかと思います。家で暇ならSNSやるでしょ。最新の総務省の情報通信白書(無料)を見てみる。

やはりコロナ禍の昨年は2019年より69%から73.8%とかなり伸びている。SNSへの依存度はこんなに上がっているのだ。数年前まで個別のSNSについての利用度調査があったが3年度版にはなくなってしまった。

特に20代は2019年とコロナ禍ではSNSの平日の利用が71.4分→84.6分と急上昇。30代も35.3分→40.9分
コロナ禍でCNSへの依存度があがったのにTikTokの利用度が上がらないというのはどうもおかしい。普通に考えるとユーザー離れしてたとえばInstagramのリールに移行した可能性もある。Instagramの利用度の調査データがないのでApp Apeの統計データで見てみた。TikTokはSNSではなく動画ジャンルになっているが

Youtubeに圧倒されてアベマと同レベル。かたやInstagramは

Twitterに迫る大健闘です。
TikTokは日本ではかなり苦戦といってもよいのではないか。