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フリーター継続期間別に見るフリーターが就職できた人の割合
年齢別に見るフリーターが就職できた割合

フリーター継続期間別に見るフリーターが就職できた人の割合

フリーターの割合 | 正社員と比較して導き出した結論
(画像=『キャリアゲ』より引用)

フリーターが正社員になることはもちろん可能ではあります。しかし、注意すべきことがあります。それは、「フリーターを長く続けると正社員になれる確率が下がる」ということ。

こちらのデータをご覧ください。

▼フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合(20~29歳)

フリーターの割合 | 正社員と比較して導き出した結論
(画像=※出典:厚生労働省ホームページ「若年者雇用を取り巻く現状」より、『キャリアゲ』より引用)

フリーター期間と正社員移行率を見てみると、フリーター期間が半年以内の場合は、男性なら7割女性でも6割近くが正社員になっているものの、期間が長くなればその移行率は下がってしまうのが分かります。

特に、3年以上フリーターを継続した場合、正社員移行率は男女の平均で見ても5割を切ってしまっています。

つまり、フリーターを長く継続すると正社員になりにくくなってしまうというわけです。

年齢別に見るフリーターが就職できた割合

フリーターの割合 | 正社員と比較して導き出した結論
(画像=『キャリアゲ』より引用)

では、年齢別に見たときにフリーターが正社員として就職できる割合はどのようになっているのでしょう。

▼年齢別フリーターの就職率

フリーターの割合 | 正社員と比較して導き出した結論
(画像=参考:若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③-平成29年版「就業構造基本調査」より、『キャリアゲ』より引用)

このデータを見ると、20歳から24歳のフリーターの正社員移行率が他の年齢よりも高いことが分かります。その率は3割を超えていますね。

そして、25歳以降になると25%、30歳を超えると18%と減少していきます。年齢と正社員移行率に関して覚えておくべきことは以下の2点です。

・正社員に移行するなら24歳までがベスト!遅くとも30代になる前!
・35歳以上のフリーターのうちたったの15%しか正社員になれない!