目次
【最終学歴別】フリーターの割合
フリーターになった理由TOP3

今フリーターのあなたは、心のどこかで「フリーターってどうなんだろう、やっぱり正社員を目指さなきゃまずいのかな」とぼんやりとした不安を抱えているのではないでしょうか。

確かに、フリーターと正社員ではたくさんの違いがあります。今回は、フリーターの様々な割合や、正社員と比較したときの違いなどについてデータを見ながら詳しく解説していきます。

これを読むことで、

・フリーターと正社員の違い
・フリーターを続けているとどうなるのか
・正社員を目指すにあたり知っておくこと
・実際に脱フリーターをして正社員になるための方法

が分かりますよ!ぜひ今後の参考にしてくださいね!

ユーくん フリーターをしていて特に困ることもないんだよね。だからあんまり深く考えたことなかったなぁ

ダルマちゃん フリーターのほとんどは、先のことまで真剣に考えていないものだよ。でも、正社員とフリーターの違いについては今のうちに知っておいた方が良いことばかりなんだ!ここでしっかり理解を深めておこう!

【最終学歴別】フリーターの割合

フリーターの割合 | 正社員と比較して導き出した結論
(画像=『キャリアゲ』より引用)

フリーターの全人口は平成25年時点のデータによると、おおよそ182万人ほどとなっています。

ここで、学歴とフリーター移行率の関係を示すこちらのデータをご覧ください。

▼離学時の就業状況(学歴別)

フリーターの割合 | 正社員と比較して導き出した結論
(画像=※出典:厚生労働省ホームページ「若年者雇用を取り巻く現状」より、『キャリアゲ』より引用)

大卒76.2%、専門学校・短大卒は61.5%、高卒は45.1%、と多くの割合が正社員として就職しています。

これに対し、中卒・高校中退者のうち55.6%、高等教育中退者のうち61.7%もの人たちが、アルバイト・パートとして雇用されているのです。

つまり、フリーターになる人の多くが高卒未満の学歴の持ち主であると言えます。

フリーターになった理由TOP3

フリーターの割合 | 正社員と比較して導き出した結論
(画像=『キャリアゲ』より引用)

総務省の統計によると、2019年の役員をのぞいた雇用者5,660万人のうち正規職員・従業員は3,494万人。それに対して、非正規の職員・従業員は2,165万人。

非正規の職員を男女別に見ると

・男性の非正規職員・従業員・・・691万人
・女性の非正規職員・従業員・・・1,475人

出典:総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2019年(令和元年)平均(速報) 」より

と、圧倒的に女性の方が多いです。その差は倍以上ですね。

なぜ非正規雇用で働くことになったのか、その理由は主に3つあります。

1. 自分の都合のよい時間に働きたいから
2. 家計の補助・学費を得たいから
3. 正規の職員・従業員の仕事がないから

それぞれの理由について詳しく解説していきましょう。

理由①自分の都合のよい時間に働きたいから

非正規雇用で働く男性女性ともに、約3割もの人が「自分の都合のよい時間に働きたいから」という理由を挙げています。

そして、この理由で非正規雇用の形を選ぶ人の率は前年に比べて男性女性ともに上昇しています。

理由②家計の補助・学費を得たいから

非正規雇用で働く女性に多い理由として「家計の補助や学費を得るため」というものがあります。女性の非正規雇用者の2割ほどは、この理由で非正規で働くスタイルを選択しています。

理由③正規の職員・従業員の仕事がないから

非正規雇用で働く男性のうち、2割近くの人が「正規の職員・従業員の仕事がないから」という理由を挙げています。

つまり、本当は正社員になりたかったけれど、就職活動で採用されず仕方なしにフリーターになった人たちも多いということ。

必ずしも「非正規雇用を望んでいた」わけではなく、他に道がなかったケースが多いことが分かります。