目次
リノベーションの事例
 ・500万円程度の施工事例
 ・1,000万円程度の施工事例
予算オーバーの場合に考えること
 ・希望の優先順位を考える
 ・資材の質などコストダウンを考える
 ・追加費用を確認する

リノベーションの事例

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

ご自身がどのようにリノベーションしたいか、またそのリノベーションにはどのくらい費用がかかるのかを知るために、実例を確認してみましょう。RENOSYの事例を紹介します。いずれも中古マンションのリノベーションです。

500万円程度の施工事例

500万円ほどの予算でリノベーションをする場合は、約30m2が広さの目安となります。設備にどれくらいの費用をかけるかによっても費用が異なります。

以下に実例がありますので、参考にしてください。

世田谷区U様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

東急東横線沿線の学芸大学駅から徒歩7分のマンションをリノベーションした例です。壁を取り除いて2DKを広々としたワンルームにしました。将来この部屋を売ることや、他の人に貸すことも見据えた設計にするため、好みが偏りそうなデザインを避けつつも、こだわりはディティールで表現しています。

間取り:2DK→1R(30.72m2)
物件価格:2,100万円
リノベーション費用:430万円
完工時築年数:22年

参照:世田谷区U様邸 “ただ帰って寝るだけ”の部屋は卒業。社会人3年目で目指した「資産形成を意識したマイホーム作り」

豊島区H様

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

東池袋のサンシャイン60近くにある物件をリノベーションした事例です。築29年の物件ということも手伝い、総予算は安く済ませることができました。広さを感じさせる設計にし開放感を演出しています。

間取り:1DK→1R(28.9m2)
物件価格:2,330万円
リノベーション費用:530万円
完工時築年数:29年

参照:豊島区H様邸 20代で叶えたわたしの小さなアトリエ空間

港区T様

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

賃貸からの住み替えで月々の負担を変えず、資産性とデザイン性を両立することを目指したリノベーションの事例です。 東京湾の近くで、お台場エリアやレインボーブリッジを見渡せる好立地です。1LDKだった間取りをワンルームにして開放感を演出。壁一面の窓、大きなバルコニーとお部屋をシームレスに繋げ、眺望を存分に楽しめる間取りになっています。

間取り:1LDK→1LDKS(33.47m2)
物件価格:2,250万円
リノベーション費用:600万円
完工時築年数:19年

参照:港区T様邸 シングルライフを謳歌するウォーターフロントリノベ

中野区H様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

中野駅からほど近い、40m2・1LDKのバルコニーの広いマンションをリノベーションした事例です。築浅の物件だったこともあり、リノベーションの費用を抑えつつ理想的な住まいを叶えました。ウォルナットやダークトーンで落ち着いたカラーコーディネートにしている一方、全体はシンプルにまとめています。

間取り:1LDK(43.50m2)
物件価格:3,250万円
リノベーション費用:693万円
完工時築年数:15年

参照:中野区H様邸 シンプルだけど機能的。自分の好きを知り尽くした オトナリノベーション

渋谷区T様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

「ゲストの招けるスッキリした空間」を実現したリノベーション事例です。予算の都合で間取りの変更はせず、お風呂やトイレなども元々の設備をそのまま利用しています。ただし壁や床、天井を全て張り替え、印象を変えています。 プライベートな寝室とゲストを招くパブリックな空間を仕切り壁で区切ることで目線が交わらないようにして、空間に広がりを持たせています。

間取り:1DK→1LDK(30.72m2)
物件価格:3,400万円
リノベーション費用:400万円
完工時築年数:14年

参照:渋谷区T様邸 ご友人を招いて、わいわい食事を楽しむ家

1,000万円程度の施工事例

1,000万円ほどの費用でリノベーションをする場合は、広さは約70m2、設備にどれくらいの予算をかけるかによっても費用が異なります。費用を抑えたい場合は、既存設備をそのまま利用するなども有効な方法です。

以下に実例がありますので、参考にしましょう。

中央区Y様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

「非日常」をテーマに、東京湾の見えるタワーマンションをリノベーションした例です。広々としたリビング・ダイニングスペースを演出するため、2つのウォークインクローゼットを用意しています。また、「ゲストをリビングからの東京湾ビューでサプライズしたい」というご要望にお応えして、リビングに入るまで眺望が見えない設計になりました。

間取り:2LDK→1LDKS(69.86m2)
物件価格:5,490万円
リノベーション費用:1,210万円
完工時築年数:20年

参照:中央区Y様邸 多忙なビジネスパーソンを癒やす贅沢リノベーション。間取りの工夫で絶景ビューの魅力も最大限に

品川区N様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

築47年のビンテージマンションをリノベーションした事例です。角部屋で、日当たりと風通しを意識した設計になっています。

間取り:2LDK→2LDK(62.82m2)
物件価格:3,050万円
リノベーション費用:950万円
完工時築年数:47年

参照:品川区N様邸 ふたりの思い出あふれる町で叶えた。 “光と風”でつつまれるヴィンテージリノベ

東京都I様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

二人の子供たちの成長を見据えたリノベーション。 遠くから遊びに来るおじいちゃんとおばあちゃんを迎えやすい設計にもなっています。リビングを通らないと子供たちは自分の部屋へ行けないようになっていて、自然と家族が集まります。

間取り:3LDK→2LDK(83.48m2)
物件価格:非公開
リノベーション費用:1,200万円
完工時築年数:26年

参照:東京都I様邸 仲良しファミリーの笑顔がいつまでもつづく。幸せファミリーリノベ

世田谷区H様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

住み替えが容易にできることをコンセプトにリノベーションした例です。将来、売りに出したり、貸しに出したりしやすいよう、シンプルで多くの人に受け入れられるデザインにしています。 間仕切りにすりガラスを採用することで閉めたときにも圧迫感がなく、ほんのりした灯りを感じられるようになっています。

間取り:2LDK→2LDK(60.18m2)
物件価格:4,100万円
リノベーション費用:900万円
完工時築年数:22年

参照:渋谷区H様邸 ライフステージに合わせた自分らしい暮らし設計。 使い勝手と遊び心を両立させたポップな住空間

横浜市M様邸

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

横浜の3LDKを1LDKにリノベーションした事例です。ライフスタイルの変化にも対応できるよう2LDKへの間取り変更が簡単にできるようになっています。

間取り:3DK→1LDK(47.08m2)
物件価格:1,450万円
リノベーション費用:1,000万円
完工時築年数:32年

参照:横浜市M様邸 素材も空間も贅沢に使ったオトナ男子のナチュラルヴィンテージ

予算オーバーの場合に考えること

リノベーションの費用はどのくらい必要?目安と事例を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

リノベーションは思い通りに間取りを変えることもできる分、自由度が高くなります。そうなると気をつけなければならないのが予算との兼ね合いです。

予算を超えた場合、どこを妥協するのかを考えることになります。今回はその時の注意点をご紹介します。

希望の優先順位を考える

リノベーションの予算を実際の見積もりが上回った場合、まずはリノベーション箇所の優先順位を考えましょう。

リノベーションする箇所を変更するのか、配管には手をつけないでおくのかなど、一つ一つ確認しながら優先順位を決めていきましょう。信頼できるリノベーション業者と密に相談するのがよいでしょう。

資材の質などコストダウンを考える

優先順位を決めた後に確認すべきなのは資材にかかる費用です。

リノベーションをする場合、壁・トイレ・洗面台・キッチンなど、設備を変更する際に選ぶ資材やグレードによって費用を抑えることができます。

資材の中には性能が変わらないものもあるので、見た目を優先するのか機能を優先するのか、など、何を大切にしているかを決定し、予算を抑えましょう。

追加費用を確認する

築年数が古い物件の場合、リノベーションをする過程で予想していなかった老朽箇所が見つかり、修繕しなければならないことがあります。

その際には修繕費として追加費用が必要です。予算がないから修繕をしないという選択はよくありません。リノベーション箇所の優先順位を再度確認し、修繕を優先した方がよいでしょう。