時代の変革期に現れたゴリラ
ゴリラは、西部警察の流れを汲みながら、バブル期という時代性を反映して泥臭さ、汗臭さをできる限り「脱臭」した新しい刑事ドラマであろうとしていました。
DCブランドのスーツや自由な価値観、生き方。終盤に見せるヒューマンドラマの側面など、あらゆる要素、また潤沢な資金を投入して、石原プロモーションの考えうるアクションドラマとしての集大成ともいうべき仕上がりでした。
この後、「代表取締役刑事」などやや人情派に転じていくこのシリーズですが、ゴリラは時代も派手で、また制作側も西部警察の余勢をかって、打ち上げ花火としては非常に見どころのある作品だったといえるのではないでしょうか。
今回は、そんなゴリラに登場した特装車・覆面車を振り返ってみました。ちなみにサウンドトラック盤を見返すと、これらの他に、ミニカ ウォークスルーがラインナップされていたようです…私はちょっと記憶にないです。皆さん、登場シーンを覚えていらっしゃいますか?
提供元・CarMe
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