自動車の性能向上が目覚ましい現代、あらゆるものがコンピューターで制御され、いわばデジタル化している車が多い中で「旧車」と言われる少し古い車をカスタムし、楽しむ文化が流行しています。今回はこの旧車カスタムの方法である、「レストモッド」と「ハイテック」について紹介したいと思います。
Chapter
旧車ってどんな車のことを言うの?
スカイラインGT-R (R32型)
メルセデス 300SL
修理をして、そしてさらに改造を行う「レストモッド」が人気
コルベット
トヨタ2000GT
最新のテクノロジーを導入する「ハイテック」
他にはこんなカスタム車も!
旧車ってどんな車のことを言うの?
一言で旧車といってもその定義は様々です。たとえば、日本クラシックカー協会が主催するイベントの参加基準では、1975年までに生産されていた車と考えられていたりしますが、R32のスカイラインGTRや、初代NSXなどは意見が別れるところかもしれません。
国産車では、スカイラインの3代目(C10系・ハコスカ)、4代目(C110系・ケンメリ)などは人気ですし、GT-Rに関しては、特にR32型は非常に人気があります。ホンダのS600、S800なども、現存している個体は高値で取引されています。
輸入車を見てみると、特にポルシェやジャガーなどは旧車の人気も高く、空冷の911やEタイプなどは今でも高値で取引されています。またメルセデスの300SLをはじめとした歴代SLクラス、BMWの2002なども人気の高い車種ですね。
スカイラインGT-R (R32型)
言わずと知れたR32型、スカイラインGT-R。最近では程度の良い個体の海外への流出が懸念されています。