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マンション売却でリフォームよりもやるべき5つのこと
まとめ
マンション売却でリフォームよりもやるべき5つのこと
これまで解説したように、中古マンションの売却においてリフォームが必ずしも高値での売却につながるわけではありません。「少しでも高く売りたい」と考えている場合は、リフォームよりも効果的な5つの内覧準備を実践してみましょう。
1. 部屋は明るく、自然光が入るようにする
マンション売却時にはカーテンやブラインドをできる限り開けた状態で、買主候補に内覧してもらうのがおすすめです。自然光の入った明るい状態は、部屋を清潔感のある広々とした空間に見せる効果があります。開放感のある部屋を演出するために、できるだけ窓から光を取り込むようにしましょう。北向きの物件や夜間の内覧の場合には照明器具をすべて点けて、室内全体を明るくするのがいいでしょう。
2. 家具家電のレイアウトを変えて、広々と見せる
中古マンション売却時には、まだ人が住んでいる状態から内覧予定が入ることもしばしばです。家具・家電のレイアウトを変え、圧迫感を感じない部屋づくりは印象をよくする一つの方法です。
3. 水回りの掃除は念入りに
キッチン・バスルーム・洗面所・トイレといった水回りは、内覧時にチェックされやすい箇所です。水回りが汚れているだけで、室内全体の清潔感を欠く可能性もあります。水垢やシンクのくすみ、便器の黒ずみはしっかり落としておきましょう。
4. ペットやタバコの匂いはしっかり消臭
部屋のにおいについて内覧者が不快に感じてしまうと、他の条件がクリアしていてもマンション購入を見送るケースもあります。自分では気づきにくい室内のにおいは、消臭剤などを使って対策しておきましょう。特にペットを飼っている場合や喫煙者の方は注意してください。
5. ハウスクリーニングを行う
リフォームするほどではないけど、今の状態で内覧は不安……」と感じている場合には、プロに簡単な清掃を依頼するのもおすすめです。リフォームど高額な費用はかからないので、売却時に大きな損をすることもありません。
頑固な油汚れや水垢、壁についた黄ばみなど、自分では清掃できない箇所だけピンポイントで依頼するのも効果的です。
まとめ
買主は立地と建物の構造、マンションの管理状況を重視して、つまり建物の内側はリフォームやリノベーションを前提として中古マンションを購入しようとする人も増えています。
ご自身が快適に暮らしたいからという理由ではなく、高く売却したいからという理由でのリフォームは必要条件ではないと言えるでしょう。
提供元・RENOSYマガジン
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