日本国内での制限も徐々に解除され、海外旅行に行きたくてうずうずしている方もいらっしゃると思います。しかし、水際対策で政府が用意した宿泊施設って、どうなっているの?それが心配だから、旅行に行けないと思っている方も多いと思います。

2022年4月15日現在、エジプト、韓国、スリランカ、トルコ、パキスタン、ベトナム、ロシアから日本へ入国する人が3日間宿泊施設での隔離の対象になるので、ほとんどの国からの帰国者は宿泊施設での隔離をする必要がなくなっています。そのため、該当する人は少ないかもしれませんが、今回は、3月に筆者が実際に宿泊施設で過ごした様子を紹介したいと思います。

目次
ミステリーツアーの始まり
ホテル到着

ミステリーツアーの始まり

成田空港に18時15分に到着し、書類提出や唾液による検査などをして、23時に用意されたバスに乗り込みました。

【体験記】帰国後の宿泊施設での隔離
(画像=『たびこふれ』より引用)

バスに乗って、発車したら、係の人がホテルの名前を言いました。ところが、肝心なホテル名を言うときに、マイクの調子が悪く、私も久しぶりの日本で聞き取り能力が落ちていたのか、「しお」しか聞こえず、いったいどこに連れていかれるのかさっぱり分かりませんでした。移動に1時間くらいかかるということで、東京都内かなとは思いましたが、実際に着くまでは、さっぱり分からず、ミステリーツアーのようにドキドキして乗車していました。

ホテル到着

1時間後にホテルに到着し、アパホテル潮見駅前ということがやっと分かりました。喫煙か禁煙かの選択ができるようになっていました。

窓口は3つあり、宿泊施設での過ごし方や、最終日の無料バスは、成田空港へ戻るのか東京駅に行くのかどちらを選ぶかを訊かれ、体温計と部屋の鍵を渡されました。宿泊施設のしおりも渡されるので、必要なことはそこに書いてあります。不明点は、内線番号に電話をすると、教えてもらえます。その後、荷物を台車に乗せて部屋まで運びますが、係の人が、すぐに運んで下さり、私は、夕ご飯のお弁当といっても、夜中の12時半を過ぎていましたが、そのお弁当だけを持って部屋に向かいました。

宿泊施設で働く人たちは、その日の入国状況によって、本当に遅くまで働いていると思いました。

【体験記】帰国後の宿泊施設での隔離
(画像=『たびこふれ』より引用)

部屋はこんな感じで、スーツケースなどの荷物が多かったので、置く場所に少し困りました。

そして、配られたお弁当です。

【体験記】帰国後の宿泊施設での隔離
(画像=『たびこふれ』より引用)

3年2か月ぶりの日本帰国だったので、炊き込みご飯とインスタントでもみそ汁がついていたことに感動しました。夜中の1時10分に食べ始めましたが、完食しました。