愛車の洗車を怠っているとあまり気づきませんが、洗車してから触ってみると何かザラザラ、トゲトゲしている事がありませんか?場合によっては、ポツポツと錆が点在している事も。その原因は一体何でしょうか。対策と合わせてご紹介します。
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キレイにするほど気が付く”ザラつき”
車の洗車をあまりしない人だと意識しないかもしれませんが、洗車後に表面がキレイにツルツルになっている事を期待しながら触ったり、ウェスなどでふき取りをしていると「ザラッ」という感触に顔をしかめた覚えがある人はいませんか?
しかもよく見ると、そこに錆が食い込んでいるように見える事も。誰かのイタズラでしょうか?それとも何か吹き付けられた?
気になるそれは、走行中の車にビシビシと当たっている「鉄粉」が原因として挙げられます。
空気中には異物がいっぱい...
私たちが過ごしている環境では透明に見えてもたくさんの異物が飛んでいます。
昔、小学校などで体育館の中をカーテンで暗くした時、隙間から漏れる光にたくさんのホコリが浮いているのを見たことがありませんか。このようにホコリに限らず空気中には花粉や細かいチリ、砂類などたくさんの異物が浮いているのです。
人間がただ歩いたり走ったりする程度のスピードではそれらが当たっても何も影響はありませんが、車は数十km/h、高速道路となると100km/hのスピードで走るため、空気中を漂っているそれらが車に対して機関銃弾のようにビシビシと命中してきます。
それが柔らかいものなら表面で弾けたり潰れたりするだけで済みますが、硬いものならどうでしょうか。その硬い物の代表が「鉄粉」です。