■ゲームアーツ

ゲームアーツは、1985年に宮路洋一と宮路武の兄弟によって設立されたゲーム会社であり、『テグザー』や『シルフィード』といったゲームを開発した。主にセガハードで展開を行い、『グランディア』『シルフィード』などの名作を生み出していた。

しかし、2005年にガンホー・オンライン・エンターテイメントの連結子会社となり、これまでの方向性とは少し異なるものに変化した。

連結子会社となる前は据え置き機メインに開発を進めていたが、子会社化したあとはネットゲームのリリースが主となる。また、創業者の宮路洋一と宮路武はすでに退社しているため、当時のゲームアーツは実質的に消滅してしまったのだ。

■ハドソン

『桃太郎シリーズ』『天外魔境シリーズ』『ボンバーマンシリーズ』など、数々の人気シリーズを開発していたハドソン。人気シリーズを生み出しただけでなく、『R-TYPE』『イースI・II』といった極めて完成度の高い移植も手掛けている。

また、ゲームソフトのパッケージ裏面や説明書の裏表紙などに、正式の社名ロゴを掲載していない珍しいゲーム会社でもあった。

しかし、2012年3月をもって当時親会社であったコナミデジタルエンタテインメント (KDE)に吸収されてしまった。その後もハドソンブランドとしてゲームソフトを開発していたが、2013年をもってそのブランドも終了した。