目次
■ジャレコ
■SNK
■ゲームアーツ
■ハドソン
■まとめき

小さい頃に遊んでいた、いまでは懐かしいゲームの数々。「そういえばあのゲームにハマっていたな…」というように、当時の懐かしさを感じる人もいるだろう。中には、当時遊んでいたシリーズの新作を遊んでみたいと思うこともあるはずだ。

しかし、当時ゲームソフトを開発していた会社の中には、すでに倒産している会社がいくつか存在する。シリーズの新作をプレイできないのは非常に残念なことだが、ゲーム好きの人はこの事実を受けとめる必要がある。

そこで今回は、すでに倒産してしまった懐かしのゲーム会社を4つ紹介する。ファミコンやゲームボーイにハマっていた人は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

■ジャレコ

「小さい頃ハマっていたゲームのあの会社が!?」すでに倒産した懐かしのゲーム会社たち
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

『燃えろ!プロ野球』や『シティコネクション』など、ファミリーコンピュータ用のゲームを多数生み出したジャレコ。事実上、このジャレコは活動停止状態となっているため、新作ゲームには期待できない。

ジャレコは1974年に創業されて以来、ハドソンやナムコ、タイトー、コナミ、カプコンとともに、ファミリーコンピュータの初期サードパーティー6社の一角を担っていた。

これら6社は任天堂から優遇されていたこともあり、ジャレコは数々の人気タイトルを生み出していた。

しかし、2009年にジャレコホールディングスの全株式が提携先のゲームヤロウに売却され、ジャレコはゲームヤロウの完全子会社となった。

その後の2012年、過去ゲームのライセンスをハムスターに譲渡。そしてゲームヤロウは破産し、事実上ジャレコも活動停止状態となってしまったのだ。

■SNK

SNKは『サムライスピリッツ』や『KOF』といった、アーケードゲームを主にリリースしていたゲーム会社だ。当時のゲームセンターで熱くプレイしていた、という人もいるだろう。

2D格闘ゲームで人気を獲得していたSNKは、テーマパーク「ネオジオランド」の経営に挑戦。しかし、この経営は失敗に終わってしまった。

そして、格闘ゲームブームの下降などの影響を受け、SNKは多額の負債を抱えてしまう。その後はアルゼの子会社となり、再生を試みるがその挑戦も失敗に終わってしまい、2001年に倒産という結果を迎えた。

「格闘ゲームブームを引き起こした会社」と言っても過言ではないSNKだけに、倒産という結果を迎えてしまったことは残念でならない。その後も親会社だったアルゼと、事業を継続したプレイモア社との間で権利を巡る裁判が行われるなど、SNKは数々の苦行を強いられた。