【南アジア】インド、12~14歳へのワクチン接種開始
南アジアでは、インドで12~14歳へのワクチン接種が始まり、学校も再開されています。
インド 12~14歳へのコロナワクチン接種開始
インド保健省は3月14日、12~14歳の子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種を3月16日から開始すると発表しました。
同国では国内の感染者数が顕著に減少しており、学校は通常の規制下で再開されています。
政府はブースター接種についても、60歳以上の基礎疾患を持つ人という条件を撤廃しました。
カンボジア 全渡航者の陰性証明書提示が不要に
カンボジア保健省は3月17日、すべての渡航者に対する入国規制を同日から緩和すると発表しました。
それまで入国時に必要だった、到着前72時間以内のPCR検査に基づく新型コロナウイルス陰性証明書の提示と、プノンペン国際空港到着後に求められる抗原検査は廃止されます。
同国はASEAN10か国の中でもシンガポールに次いでワクチン接種が進展しており、政府は2021年11月と早い時期から入国規制緩和を進めていました。
【北・南米】ハワイが米国本土からの渡航制限を終了
北・南米地域では、アメリカでマスク着用義務の撤廃の動きが進んでいるほか、ハワイ州が米国本土からの渡航制限を終了します。
さらにカナダでも、水際対策の緩和が進められています。
アメリカ ハワイ州、米国本土からの渡航制限を終了
アメリカのホワイトハウスは2月28日、連邦政府機関に対して、建物内でのマスク着用義務の撤廃を許可する方針を示しました。
さらにカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州の知事も同日、学校でのマスク着用義務を3月11日から撤廃すると発表しました。
いっぽう米国の運輸保安局(TSA)は3月10日、公共交通機関でのマスク着用義務について、3月18日で終了する予定でしたが、4月18日まで延長すると発表しました。
またハワイ州のデービッド・イゲ知事は3月1日、米国本土からの渡航制限を3月25日に終了すると発表しました。
アメリカの保健当局は3月2日に新型コロナウイルスのロードマップをまとめ、新たな変異株の出現に備えて予防・防御・治療の手段を確保することで、学校や企業活動などの日常生活に支障が出ないようにする方針を示しました。
カナダ 4月からワクチン接種完了者の入国前検査廃止
カナダ政府は3月17日、ワクチン接種済みの入国者について、4月から入国前の新型コロナウイルス検査を不要にすると発表しました。
オミクロン株などの新型コロナウイルス感染者数の減少傾向を受けて、経済回復に向け規制を緩和したものです。
いっぽう3月下旬には国内の多くの地域が新たな感染波が直面しており、懸念が高まっています。
ペルー 緊急事態宣言を4月末まで延長
ペルー首相府は3月26日、月末に期限を迎える緊急事態宣言について、4月末まで延長すると発表しました。
さらに4月1日以降、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種義務化の対象を18歳に引き下げるとしました。