腹筋のPOFワークアウト
腹筋を効率よく刺激して筋肥大に結びつけるための方法としてPOFはとても役に立つ。腹筋でも必要なのは3種目だけだ。腹筋のコントラクト種目(最大収縮で最大負荷)、ストレッチ種目(最大ストレッチで最大負荷)、ミッドレンジ種目(最大収縮と最大ストレッチの中間地点で最大負荷)でワークアウトを構成すれば、腹筋の発達に必要な刺激をしっかり得ることができる。必要最小限の刺激で最大の効果を得るというのがPOFトレーニングなのである。
腹筋のワークアウト頻度については様々な意見がある。他の部位と同じように、週1回のワークアウトで十分だという人もいれば、腹筋はもっと頻度を増やしたほうがいいという主張もある。頻度についてはトレーニーの好みが分かれるところなので断定は避けるが、週1回で十分な発達が得られるという人は、おそらく刺激に対して敏感な反応を示す人、いわゆる素質がある人と言っていいだろう。
一般的には週2、3回行うことで十分な刺激が得られるケースが多いようなので、週1回だけ行う期間と、週2、3回行う期間を分けて実験してみるといいだろう。
POFは腹筋でも非常に効果的だ。短時間で必要最低限の刺激が得られる。体脂肪は食事を管理することで落としていこう。もちろん、カーディオ系の運動も習慣にすることで、理想の腹筋を体表面に浮かび上がらせるために役立つ。
執筆者 William Litz
カナダのウィニペグで活動する有資格のパーソナルトレーナー。過去10年以上にわたり、フィットネス系雑誌やオンライン雑誌にトレーニング関連の記事を執筆してきた。ボディビルに精通しており、熱狂的なボディビルファンでもある。
提供元・FITNESS LOVE
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