超高精度の海底地形図が無料で見られるオンラインサービス『釣りドコ』を利用して、夜の南紀の磯でモンスターハントにチャレンジ。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)
南紀の夜のモンスター
南紀の磯、フカセ釣りで狙うターゲットといえば、グレやチヌがまず最初に思い浮かぶが、夜になると魚種は一変する。もちろんグレやチヌも釣れるのだが、コロダイやタマミ(フエフキダイ)、ハマフエフキ、フエダイといったモンスター級の魚が豪快な引きを見せてくれるのだ。
とはいえ、南紀の磯ならどこでも釣れるというわけではない。魚の習性を考えて、その生活環境に適した場所を選ぶ必要がある。そこで今回は海岸線の地形はもちろん、水深約20mまでの海底形状が立体的に分かる無料オンラインサービス『釣りドコ』を利用して、海底地形からモンスターのすみかを絞り込み、これをハントするチャレンジを行なった。

(画像=50cm級のシブダイ(提供:TSURINEWSライター山口和幸)、『TSURINEWS』より 引用)
海底地形図『釣りドコ』
『釣りドコ』最大の特徴は、海岸線に沿った地形と、水深約20mまでの海底地形が立体的に分かること。青系統で表現される水中の地形はおおよその水深が色分けされているので、サオを出したら浅すぎて釣りにならなかったなんて事態を回避できる。
さらに、海底は岩場なのか、砂地なのか。遠浅か急深か。溝や船道、ツブ根や沖根まではっきり見ることができる。ターゲットに合わせた海底選びや、根際やカケアガリといったピンポイントに仕掛けを打ち込むことが可能というわけだ。
また、陸上の地形は青以外の色で表され、こちらも標高によって色分けされている。航空写真では分かりにくい高低差が一目で分かるので、家にいながらエントリー可能かどうかがイメージできる。