毎日それなりに忙しく生きている中、楽しみというものを感じる事が無くなってしまったりしていませんか?どうせなら、誰だって楽しい人生を送りたい事でしょうが、その為には考え方や行動を変える必要があります。本記事では、楽しみの無い日々を変える方法をご紹介していきます。
目次
楽しみがないと感じる原因とは
生きることに楽しみがないと感じる人の特徴
楽しみがないと感じる原因とは

自分の人生において、楽しみ、楽しさを感じられていないという時がある人も、少なくはありません。なぜ楽しみを感じられないのか、と考えると、肉体的な面もあれば、精神的な面が多い事もあるのです。
原因①心配性でマイナス思考

1つ目に考えられる原因は、心配症でマイナス思考である事です。人間というのは、どうしてもポジティブな事よりも、ネガティブな事の方に考えが移ってしまうものです。それ自体が悪い訳ではありませんが、精神的にあまり良いとは言えません。
通常は、運が悪かった程度で済むような事であっても、マイナス思考な人はずっとその事を気にし続ける傾向があります。例として、靴の紐が出かける前にほどけていた時、通常は出かける前に気づけたと感じる所を、これから悪い事が起こるのではと考えてしまいます。
常に物事を悪い方向に捉えていると、例え客観的にはプラスな事が起きていたとしても、マイナスに捉える事が習慣化してしまっている所為で、良い事も楽しめないのです。
原因②目標や夢がない

2つ目は、目標や夢を持てていない事です。夢や目標を持っている人というのは、傍から見てもキラキラしていて、人生を楽しめているように見える事でしょう。実際、そういった人たちは明確な行きたい方向を決めているからこそ、そこに向かって行動できているのです。
そういったものを自分の中で持っていないと、生活はできても、何のために生きているのかという大筋の方向が分からなくなってしまいがちです。自分の人生が詰まらないと感じるのは、そのせいかもしれません。
原因③感謝の気持ちがあまりない

3つ目は、感謝の気持ちを持てていない事です。人というのは、一人で生きていける訳ではありません。一人暮らしをしている人からすると、孤独を感じてしまいがちであったりはしますが、実際に本当の意味で一人で生きている訳では無いでしょう。
例えば、家の電気が付き、水道から水が流れるのも、それを管理している電気会社や水道会社の人たちが働いてくれているからこそであり、自分が生きられているのは、誰かのおかげである事がほとんどなのです。
そうした事も、生活する中で当たり前になっていってしまうのは致し方のない事でもあります。しかし、事実として一人で生きている訳ではありませんから、些細な事に対しての感謝の気持ちを持つことから始めてみましょう。
原因④肉体疲労

これまでの原因は精神的なものや考え方によるものでしたが、肉体的な疲労も原因として考えられます。20代の若い時期であればまだ体力はありますが、年齢を経るにつれて睡眠不足や肉体の疲労を感じやすくなっていきます。
すると、慢性的な疲労感に襲われて、思考回路にもラグのようなものが生じ、ネガティブな考え方になってしまうという流れは、割と多くの人が経験していることかもしれません。
また、若い方であっても、社会人になるなどの生活環境の劇的な変化というのは、思っている以上に体に身体的ストレスを与えています。単純に、リフレッシュが出来る方法を見つける必要があるでしょう。
生きることに楽しみがないと感じる人の特徴

続いては、楽しみを感じられない人に共通しがちな特徴についてご紹介していきます。当てはまれば絶対に楽しさを感じられていないと断定できるわけではありませんが、楽しみが無いと思った時には当てはまっているかを確認してみましょう。
楽しみがないと感じる人の特徴①人と自分を比べる癖がある

まず1つ目の特徴は、自分と他人とを比べるのが癖になっている事です。先に述べた通り、人間は一人で生きている訳ではなく、特に仕事や学校に行けば様々な人との関わりを持つことになります。
周りに人がいれば、どうしても自分と比べてしまうところは誰にだってありますし、自分が成長するためにも必要な事ではあります。しかし、毎度他人と比較していて、自分の悪い処ばかり気になってしまうとなると、悪い循環に陥っている可能性が高いです。
分かりやすい例えで言うと、いつもは泊まらない良いホテルに宿泊できたとします。通常であればいい体験が出来たと感じる所を、相対的な評価が癖になっている人は、もっといいホテルに泊まれたのでは、と考えてしまうのです。
楽しみがないと感じる人の特徴②何にも興味を持たない

2つ目は、何に対ししても興味を持てていない事です。楽しいという感情を持つのは、何かに対して執着を持っているからとも言えます。執着というと聞こえは悪いかもしれませんが、もっと知りたい、もっと上手になりたいといった気持ちになれるのは、執着あっての事でしょう。
それらの感情が満たされたとき、自分は欲しいものが得られた、やりたかった事が出来たとして、楽しいという感情を得られます。しかし、何に対しても興味を持てない人は、そうした感情を持つ入り口にも入る事が出来ていない状況という事になります。
楽しみがないと感じる人の特徴③打たれ弱い

3つ目は、打たれ弱い性格をしている事です。どれだけ興味のある事であったり、楽しさを感じられる事があったとしても、ほんの少しでも自分が思った通りの展開にならないと、すぐに落ち込んでしまう人というのもいるものです。
確かに自分がやりたいからやっている事なのですから、最後まで自分の思い通りに事が運んでほしい気持ちを持つのも分かります。しかし、些細な事を気にして完全に思い通りにならなかった時、すぐに気が沈んでしまう傾向があります。
楽しみがないと感じる人の特徴④めんどくさがり屋

面倒臭がりな性格をしているのも、特徴の1つに数えられます。基本的に平日は職場と自宅を行ったり来たりするばかりで、休日になっても何もやる気が起きず、結局家の中でゴロゴロとしているばかり、という生活を送っていませんか?
こうした生活を続けていれば、特徴に挙げた興味の薄さにつながってしまう事もあり得ますし、休日が昼夜入れ替わったような形になるなど、不健康な状況になっている事も少なくないのです。
仮に新しい事を始めたい、と思っていても、頭で考えているばかりで実際に行動に移すのを面倒くさがりが先行して結局何もしない、というケースは非常にありがちです。
楽しみがないと感じる人の特徴⑤不健康

もう1つは、不健康な状態である事です。何事も体が資本であると言われているように、何をするにしてもまず体が健康である事が何よりも大切です。体の健康と言っても、病気が無いなどの肉体的な健康もあれば、精神的な健康もあります。
そのどちらかが不健康な状態だと、楽しさを感じるのに鈍感になってしまいます。肉体的に不健康であれば、どれだけやりたい事があっても体が付いてこれませんし、精神的に不健康だと楽しみたいという心の余裕すらなくなります。
加えて、楽しい事を見つけたいという気力すら奪われます。心に体が付いていかない、もしくは体に心が付いていけないというどちらの状況もとてももどかしく、根本的な解決が必要です。