暖かい季節になるとゴキブリなど害虫が増え始めます。できればそういった害虫には会いたくないものですが、目に見えないところに潜んでいるため、退治するのは困難です。この記事では、ゴキブリ退治に有効と言われている「バルサン」の効果的な使い方や使う際の注意点・効果を最大限に引き出すための選び方をまとめていくのでぜひご覧ください。

目次
バルサンとは?
バルサンくん煙剤の効果的な使い方

バルサンとは?

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

バルサンは殺虫剤市場において70年の歴史を持ち、主に燻蒸・燻煙式の殺虫剤を取り扱う人気ブランドです。1954年に中外製薬がブランドの使用を開始し、2004年~2018年までは中外製薬から譲渡を受けたライオンが発売していましが、2018年以降はライオンから譲渡受けたレックが製造・販売するようになりました。

強い噴射力と拡散力で殺虫成分を部屋の隅々まで運び、隠れているゴキブリやダニ・ノミなどの嫌な害虫を1度に退治してくれるバルサンは、害虫燻蒸・燻煙式の殺虫剤を使用することを「バルサン」する言われるくらい一般に浸透しています。

ゴキブリ退治にはバルサンくん煙剤タイプ

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

商品サイズ (幅×奥行×高さ) :7.8×7.8×10.1cm 原産国:日本 内容量:20g

通常の殺虫剤や毒エサ・ゴキブリホイホイなどと比べると、くん煙剤タイプは前準備や後片付けが面倒だと思っている方の少なくありません。確かに前準備や後片付けには手間がかかりますが、隠れているゴキブリなども退治できるので、より効率的にゴキブリなどの害虫を駆除できると言えます。

バルサンには、水タイプや煙タイプ・霧タイプなどいくつかの種類があります。種類にって使用に適した場所や効果が異なるので、目的にあったタイプを選ぶようにしましょう。

バルサンくん煙剤の効果的な使い方

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

バルサンを使ってしっかりゴキブリを退治するには、きちんと使用することが大切です。ここからは、バルサンの効果的な使い方についてまとめていくので一緒にチェックしていきましょう。

効果的な使い方①窓や換気口は閉め切る

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

バルサンの効果的な使い方1つ目は「窓や換気口を閉め切る」ことです。効果をしっかり得るためには、できるだけ空気の逃げ道を作らないことが大切です。殺虫成分が外に逃げないように、窓や換気口はきちんと閉めるようにしましょう。隙間などがある場合は、テープで目張りをするとより効果的です。

効果的な使い方②部屋の扉は開けておく

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

バルサンの効果的な使い方2つ目は「部屋の扉を開けておく」ことです。ひとつの部屋だけでなく家全体の害虫駆除を狙うなら、部屋の扉を解放して部屋全体に薬剤が行き渡るようにします。ゴキブリなどの害虫が潜んでいそうな、押し入れや引き出し・戸棚なども開けておくようにしましょう。

効果的な使い方③精密機械やペットなどをくん煙剤から守る

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

バルサンの効果的な使い方3つ目は「精密機械やペットなどをくん煙剤から守る」です。バルサンなどのくん煙剤は使用用途を守っていれば基本、人体や動物への影響はないと言われています。

しかし、小さなお子様やペットが誤ってくん煙剤を吸い込まないように避難させるようにしましょう。お部屋の植物が置いてある場合は、植物も外に出すなどして避難させます。魚類・昆虫類・両生類・爬虫類は影響を受けやすいため、使用後数日は(3日以上あける)部屋に戻さないようにしてください。

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

また、テレビやパソコン・ゲーム機などの精密機械・お子様が使用するおもちゃ・食器・衣類・寝具などはカバーを付けたり、ビニールシートや新聞紙で覆ったりするなどして薬剤が直接かからないようにしてください。

さらに、くん煙剤の煙や霧が火災報知器やガス警報器に反応することもあるので、電源をおとすか袋で覆うなどして対処します。くん煙剤散布後は、元に戻すのを忘れないように注意しましょう。

効果的な使い方④焚く時間は夜がおすすめ

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

バルサンの効果的な使い方4つ目は「焚く時間を夜にする」ことです。人やペット・植物を避難させたり、精密機器や食器・衣類などにカバーをかけたりする手間を考えると昼間に行うのが効率的です。

しかし、ゴキブリは夜行性であるため夜に焚くのが1番効果的と言われています。夜でも時間が取れるという方は、夜の時間帯を狙って焚いてみましょう。

ゴキブリ退治にはやっぱりバルサン? 効果とくん煙剤の使い方を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

また、バルサンを焚くときは季節にも注意しましょう。ゴキブリは気温が20℃くらいになると活動が活発になります。そのため、活動が活発なる前の3月下旬~4月中旬にかけてバルサンを1度焚きます。

その後2~3週間経ったら、卵が孵化した場合に備えてもう1度焚きます。次に、最も活動が活発になる夏場(7~8月)に再度バルサンを焚き、9月下旬~10月初旬にも焚くようにすると、より効果的を得られるはずです。