目次
■日本と海外におけるキャッシュレス決済比率の差
■まとめ

■日本と海外におけるキャッシュレス決済比率の差

日本と海外におけるキャッシュレス決済比率には、現時点では大きな差がある。「一般社団法人キャッシュレス推進協議会」が公表した、2018年の「世界主要国におけるキャッシュレス決済状況」は以下の通りだ。

・韓国:94.7%
・中国:77.3%
・カナダ:62.0%
・オーストラリア:59.0%
・シンガポール:57.6%
・英国:57.0%
・スウェーデン:48.9%
・米国:47.0%
・フランス:44.8%
・日本:24.2%
・ドイツ:17.9%

現在、日本のキャッシュレス決済比率は29.7%まで伸びたものの、海外主要各国の平均的な比率と40%以上離されている。

韓国においては比率が90%以上と、海外主要各国の中でもトップクラスの普及率を誇っており、その要因は国が積極的に推進しているためである。

国民もキャッシュレス決済に対する意識が高いほか、決済方法による恩恵を受けられるなどの影響から、日本との差を大きく離している。

今後、キャッシュレス決済比率はさらに伸びる傾向にあるので、海外主要各国以外の動きにも注目しておこう。

■まとめ

本記事では、日本と海外におけるキャッシュレス決済比率を解説した。

新型コロナウイルス感染症の影響によって、日本のキャッシュレス決済比率は年々向上している。国が打ち出した施策の影響もあり、2020年のキャッシュレス決済比率は29.7%であった。

しかし、この比率は海外主要各国と比べると、大幅に遅れていることが分かる。今後、海外主要各国以外でもキャッシュレス決済比率は伸びる傾向にあるため、いまのうちに日本全体で考えていく問題だと言えるだろう。

提供元・男の隠れ家デジタル

【関連記事】
【名車リスト85選】古いクルマってなぜこんなにも魅かれるのだろう?往年の名車とオーナーの物語|憧れのクラシックカースタイル
時を超えて美しい姿を留める「現存十二天守」の城を歩く。|それぞれに異なる城の魅力を徹底的に探ってみたい
かつて夢見た仕事に縛られない暮らし——働き方も暮らしも変われば海外移住も夢ではない
山城・古戦場・歴史道ベスト34|見ているだけで癒される歴史スポット
ひとり家呑みのススメ。~14人のひとり家呑み部屋~