こんな綺麗なの!? 海藻おしばワークショップ

そして、本プログラム最後はお待ちかねの海藻おしばワークショップ!今回はまちゃ先生が事前に北川の砂浜で採集してきてくださった海藻を使用する。ちなみに海藻は採集してから、持ちを良くするために塩抜きをし、冷蔵庫や冷凍庫で保存するそうだ。手間がかかっている。そして使用するときは、下図のように水道水を入れたバットに海藻を浮かべて乾燥しないようにしておしばづくりをしていく。

“海藻ダイビング”ってナニ!? 海藻づくしの1日を編集部・セリーナがレポート@東伊豆
(画像=今回は11種類の海藻が用意された、『オーシャナ』より引用)

バットから台紙に海藻をのせ、爪楊枝でひろげて形を整える。バットに浮いているときはゴシャゴシャしていた海藻も、台紙の上に広げると、とっても綺麗な形をしている。時間制限を設けないと、永遠にできそうな海藻おしばづくり。今回は30分という制限時間の中で作り上げた。

“海藻ダイビング”ってナニ!? 海藻づくしの1日を編集部・セリーナがレポート@東伊豆
(画像=筆者がつくった海藻おしば。綺麗を通り越して、海藻のことが愛おしく思えてくる、『オーシャナ』より引用)
“海藻ダイビング”ってナニ!? 海藻づくしの1日を編集部・セリーナがレポート@東伊豆
(画像=他のメンバーの作品。全種類の海藻を使う人もいれば、紅藻類で揃える人も。みんなそれぞれ個性が出ている、『オーシャナ』より引用)
“海藻ダイビング”ってナニ!? 海藻づくしの1日を編集部・セリーナがレポート@東伊豆
(画像=最後はみんなで記念撮影、『オーシャナ』より引用)

「海藻って地味だと思っていたけど、こんなにカラフルで、こんなに綺麗なのっ!? 」という驚きと、「もっとたくさんの人に海藻の美しさを知ってほしい!」という想いを参加メンバー全員が感じていたと思う。海藻づくしの1日は終始新しい発見の連続の中、幕を閉じた。

今、海藻は磯焼け問題に直面しているが、海藻の価値や美しさを多くの人に伝え、海藻に興味を持ち行動する人が増えれば、磯焼け問題も緩やかに改善していくかもしれない。今回紹介したプログラムは、不定期で開催されているとのことなので、開催情報を入手したらocean+αでもお知らせをしたいと思う。

それにしても海藻は奥が深い。深みにはまると抜け出せなさそうだ…(笑)

北川ダイビングサービス
海藻おしば協会
モバイルラッコ隊

提供元・oceanα

【関連記事】
DeepdiveDubai(ディープダイブドバイ)体験記 日本人初!世界一深いプールで素潜りした男
「知らない」からはもう卒業、サスティナブルなダイビング器材特集
ゴーストネットってなに?子どもたちへ美しい海を残すためのリサイクル講義
「もしかしてそれって密漁かも!?」弁護士さんに聞いた密漁のアレコレ
ヒルトンが提案する環境に配慮した旅の思い出づくり