「海藻ダイビング&海藻おしばづくり」とは?

北川の現地サービス「北川ダイビングサービス」のガイドでもあり、「海の森も大切に」というスローガンを掲げ、海と地球環境保全の啓発活動に取り組む「海藻おしば協会」の認定講師である高山優美氏(以下、まちゃ先生)が中心となり行われている「海藻ダイビング&海藻おしばづくり」。

海藻は、日本だけでも1,500種以上が生息し、食用として私たちが口にする種だけでも100種類以上とも言われていおり、意外と身近な存在だが、普段の生活やダイビング中に改めて注目する人は、まだまだ多くはないのではなかろうか。

そこで本プログラムでは、ダイビングやワークショップを通じて楽しみながら、その種類や形、色、そしてブルーカーボン生態系として地球になくてはならない存在であることを学んでいく。そうすることで、今まで気づかなかった海藻の価値を発見し、私たちのその後の行動に変化をもたらすことを目的としている。今回は、藻場が衰退する磯焼けに対して、ウニ駆除や海藻の植え付けなどの活動を定期的に行う団体「モバイルラッコ隊」と海藻おしば協会の共催で行われた。

“海藻ダイビング”ってナニ!? 海藻づくしの1日を編集部・セリーナがレポート@東伊豆
(画像=海の目の前に位置する北川ダイビングサービス、『オーシャナ』より引用)

ここから本題のダイビング&ワークショップの様子をお届けしていこう。

海藻知識を高めよ!海藻クイズ

AM9:30、今回参加する4名のダイバーが関東方面から到着。メ海藻のことをほとんど知らないという大学生から、普段からモバイルラッコ隊として海藻に関わりのあるメンバーまでさまざま。自己紹介を済ませたら、まずは「海藻について知ろう!」ということで海藻クイズを行った。

“海藻ダイビング”ってナニ!? 海藻づくしの1日を編集部・セリーナがレポート@東伊豆
(画像=写真の中から海藻を選ぶ問題に挑戦中、『オーシャナ』より引用)
“海藻ダイビング”ってナニ!? 海藻づくしの1日を編集部・セリーナがレポート@東伊豆
(画像=海藻と思っていたものが実はウミウシの卵だったり、サンゴだと思っていたものが海藻だったり、『オーシャナ』より引用)

海藻と海草の違いや、海藻の生態、海の森“ブルーカーボン”について楽しく学んでいく。普段から海藻(ブルーカーボン)の記事を読むことの多い筆者だったが、何問か間違えた。参加メンバー一同、盛り上がると同時に、早く実物を海で観たい!という気持ちが込み上がってきたようだ。