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無職者の老後は国民年金だけで生活できるのか
無職の方が利用できる国民年金保険料の免除制度

無職者の老後は国民年金だけで生活できるのか

無職者の年金は少ない?国民年金保険料の免除制度や年金を増やす方法も解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

無職者は老後、国民年金だけで生活していくのは厳しいのが実態です。

その理由は、ここまで解説してきた以下の通りです。

  • 無職だと国民年金しか加入できない
  • 国民年金満額払いでも月受給額は65,000円

仮に65,000円の年金でやりくりしようと思えばできますが、ものすごく切り詰めた生活をしなければなりません。

▼月65,000円で生活する場合のシミュレーション

家賃40,000円
光熱費8,000円
食費7,000円
衣類・日用品5,000円
その他臨時出費(病院・冠婚葬祭等)5,000円
合計65,000円

ユーくん いやいや、こんなの現実的に無理だよ。そもそも家賃4万円の家が見つかるかも分からないし‥。

切り詰めなければ生活できないどころか、国民年金だけでは現実的にとても暮らしていけないことは明らかです。

ダルマちゃん 将来安心して年金暮らしをしようと思えば、やっぱり今のうちからしっかり稼ぐことを考えるべきなんだ。

現在無職のあなたが将来的に稼ぎを増やしていくために、最も効率の良い方法を2つご紹介します。

  • 幅広く役立つスキルを身につける
  • 就職/転職に役立つ実績を積む

無職の状態から就職した場合は、経験値やスキルがないので給料には期待できません。

しかし、何らかの方法ですでにスキルや実績が身についていれば、レベルの高い業界・企業へ就職/転職することができ、給料にも期待できます。

ユーくん でもどうやって就職や転職で評価されるスキル、実績を身につけたら良いの?

ダルマちゃん 学校にいって勉強するのもアリだけど、お金がかかるよね。お金が心配なら、インターンシップの方がいいかも!有償タイプもあるからね。

ここで有償インターンシップとして人気が高いリバラボインターンシップをご紹介します!

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  • インターンの場が確保されている
  • 学歴や職歴に自信がない人向け
  • 結果を出せば給料アップの高待遇
  • 将来的に転職に活かせる専門スキルを学べる
  • ビジネスの現場で実績を積める
  • インターン後の転職活動をサポート

さらに、自分が獲得したいスキルを選んでインターン活動をすることができるのも大きな特徴です。

▼選べるビジネススキル

無職者の年金は少ない?国民年金保険料の免除制度や年金を増やす方法も解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

ダルマちゃん 今無職の人にとっては、転職を叶える道筋として、まずインターンシップを経験するってすごくいいんだよ!

ユーくん そうか!しっかり生活費も確保できるんだったらお金の心配もいらないし、かなり良さそう!

国民年金がもらえるかを不安に感じるのであれば、まず自分で稼ぐチャンスに飛び込んでみませんか。

現在無職ならば、失うものはありませんよね。

スキルと実績を身につけて優良企業へ転職できれば厚生年金に加入できるので、老後受け取れる年金額も大幅にアップします。

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▼チャンスを掴んだ先輩たち

無職者の年金は少ない?国民年金保険料の免除制度や年金を増やす方法も解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

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年金の受給額を悩むより、自分でガッツリ稼いで貯金していた方が安心ですよ!

無職の方が利用できる国民年金保険料の免除制度

無職者の年金は少ない?国民年金保険料の免除制度や年金を増やす方法も解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

ユーくん 無職の状態で国民年金保険料を支払うのはかなり厳しくない?お金ないよね・・・

ダルマちゃん 無職の期間においては、国民年金保険料を支払わなくてもよくなる免除制度があるんだよ。

ここでは、無職の人が利用できる「免除制度」を解説します。

  • 学生納付特例制度
  • 国民年金保険料免除・納付猶予制度
  • 新型コロナウィルスに関する免除制度

それぞれの特徴について理解し、うまく活用していきましょう。

学生納付特例制度

学生納付特例制度とは、本人が学生であれば年金の納付を先延ばしにすることができる制度です。

学生の定義

  • 大学(大学院)、短期大学、高等学校、高等専門学校、特別支援学校、専修学校及び各種学校に通う人
  • 一部の海外大学の日本分校に在学する人で夜間・定時制課程や通信課程の人

ユーくん 無職でかつ学校に通っていれば基本該当するってことだね。

しかし、学生でも所得がある場合、所得金額が「118万円+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除等」を超えていれば、学生納付特例制度は適応されないので注意が必要です。

国民年金保険料免除・納付猶予制度

無職の学生ではない場合は、「国民年金保険料免除制度・納付猶予制度」を利用しましょう。

免除もしくは納付猶予制度を使えば、保険料の納付猶予または全額、もしくは一部(4分の1、半額、4分の3)が免除になるのです。

ユーくん へぇ!少しでも免除されたらかなり負担が減るよね!これは知っておきたい。

免除が承認された場合の保険料について、確認しておきましょう。

▼免除が承認された場合の免除額と保険料

 全額免除4分の3免除半額免除4分の1免除
免除額16,540円12,400円8,270円4,130円
支払う保険料0円4,140円8,270円12,410円

※参考:日本年金機構「知っていますか?国民年金保険料の免除制度」

免除額の線引きは前年所得の金額次第なので、詳細は各市町村の「国民年金担当窓口」まで直接お問い合わせください。

新型コロナウィルスに関する免除制度

2020年5月から、新型コロナウィルス感染症の影響で国民年金保険料の納付が難しくなってしまった人たちへの免除制度が新しく制定されています。

新型コロナウィルスが原因でアルバイトを解雇されたなどのケースも多く、新しくできた制度です。

対象は、以下2点の両方該当する人です。

(1)令和2年2月以降に、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと
(2)令和2年2月以降の所得等の状況から見て、当年中の所得の見込みが、現行の国民年金保険料の免除等に該当する水準になることが見込まれること

※参考:日本年金機構ホームページ「国民年金保険料の免除・猶予・追納」

ダルマちゃん 簡単に言うと、コロナの影響で2020年の収入が落ちてしまった人のことだね。

新たにできた免除制度なので、ぜひこの機会に頭に入れておきましょう。