目次
欲しいものがない人に見られる特徴
欲しいものがないことのメリットとデメリット
欲しいものがない人に見られる特徴

欲しいものがない人の心理を解説しましたが、欲しいものがない人にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは多く見られる5つの特徴をご紹介しますので、周囲の方や自分に当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてください。
欲しいものがない人の特徴①考え方が保守的
保守的な考え方をしており、刺激を求めて新しいことに挑戦するよりも、平穏や現状維持を好む傾向にあります。冒険するよりも今の状態をキープしておきたいと考え、リスクを取るより安定さを求めます。
そのため、物に関しても「新しいから」「流行っているから」という理由で魅力を感じることはありません。新しいものを買うよりも、現状持っているものや使っているもので問題なければ、それで十分なのです。
欲しいものがない人の特徴②意志が強い

意志が強く、人に勧められたり、CMやネットで商品を見てもあまり影響されません。自分がどうありたいか、何にお金をかけたいかという意思をしっかり持っていて、自分が納得できるものしか欲しいと思わないのです。
例えば仕事を頑張りたいと思っている場合なら、仕事に役立ちそうなカッコいいスーツは欲しいけれど、仕事に関係ないおしゃれな調理家電は買わないといった特徴があります。
自分が必要としているものがわかっているので「お勧めされたから」「流行っているから」と周りに影響されて無駄な買い物をすることも少ないでしょう。
欲しいものがない人の特徴③心配性
心配性で、あれこれ欲しいと思えない人もいます。このような方は、買い物の際に「本当に必要なのか」「我慢して貯金した方が良いかも」と心配になって、なかなか一歩を踏み出せません。
中には、将来への不安やお金が必要になる時のために「無駄遣いしたくない」「貯めておきたい」と考える方もいます。普段からこのような考え方をするため、本当に必要なもの・必要なものしか買うことはなく、物欲が少ない傾向にあるのです。
欲しいものがない人の特徴④おしゃれに興味がない

おしゃれに興味がなく「着られれば何でも良い」と考えるのも特徴の一つです。おしゃれが好きな方は服やアクセサリー、コスメなど、欲しいものが多い傾向にあります。
しかし、おしゃれに興味がない方は雑誌やTV、SNSなどを見て「あの服が欲しい!」と思ったり、買い物に行ってファッションのお店に自分から積極的に入ることは少なく、周りから見ると物欲がないと思われやすいのです。
おしゃれに興味がないのは、今はおしゃれ以外のものにお金をかけたいと思っている可能性があります。その場合、好きな人ができるなど状況が変わると、おしゃれに興味が湧くこともあるでしょう。
欲しいものがない人の特徴⑤多忙
とにかく毎日忙しく、買い物をする時間がない、行きたいと思えない方もいます。仕事や育児で多忙だと、心身ともに疲れてしまって余裕がありません。
そのような状態ではものに対する興味がなくなってしまい、欲しいものを考えている余裕もないので、「欲しいものは何?」と聞かれても思い浮かばないのでしょう。
欲しいものがないことのメリットとデメリット

冒頭で「欲しいものがないことは決して悪いことではない」とご紹介しましたが、実は欲しいものがないことにはメリットとデメリットが存在します。
ここでは、どのようなメリット・デメリットがあるのか解説していきます。デメリットに心当たりがある方は、我慢しすぎないよう意識することで克服できるでしょう。
メリット①節約できる

無駄遣いをしないため、節約できるのは大きなメリットといえます。必要なものや本当に欲しいものしか買わないので、貯金も順調にでき、経済的にも心にも余裕が持てるでしょう。
突然友人の結婚式があったり医療費が必要になっても困ることは少なく、意志が強く目的がはっきりしているので、資格を取得したり将来のために投資したりと、有意義なお金の使い方ができます。
節約できるため経済的に余裕があることに加え、物欲が少ないため「欲しいものがあるのにお金がないから買えない」とストレスを感じることもほとんどないでしょう。
メリット②情報に振り回されない
冷静に本当に必要なものなのか考えてから買い物をするので、情報に振り回されることがなく、買い物で失敗することも少ないのもメリットです。世の中にはあらゆる情報があふれており、新作や話題の商品、流行、他人の口コミや勧めなど、情報に振り回されがちです。
周りの情報に振り回されてしまうと、よく考えずに買って後悔したり損をしたような気分になってしまうこともあるでしょう。しかし、欲しいものがないと衝動買いや無駄遣いをしないので「買わなければよかった」「お金を無駄にした」と後悔することがないのです。
デメリット①モチベーションを保てないことがある

欲しいものを手に入れるために頑張ろう、と目標を立て、それがモチベーションになるという方もいるのではないでしょうか。「あれが欲しい」という明確な目標があると、仕事や勉強などにも精を出せるものです。
しかし、欲しいものがない人はそもそも目標となるもの自体がないため、モチベーションを保ちにくいというデメリットがあります。
モチベーションが保てないと、途中でやる気がなくなってしまったり、新しいことに頑張って挑戦するよりも現状維持しようとする傾向があり、周囲からは「無気力」「上昇志向がない」と思われてしまうこともあるでしょう。
デメリット②チャンスを逃す可能性
本当は欲しいものがあるけれど、金銭的に余裕がない、過去に買い物で失敗したからという理由で我慢している場合、チャンスを逃す可能性があります。
例えば限定版や受注生産品など、数が限られていて時期を逃すと二度と手に入らないものの場合、後から「やっぱり買っておけば良かった」と後悔することになるでしょう。
我慢することに慣れてしまって欲しいものがない人は、お金を使うべきタイミングが分からなくなってしまい、チャンスを逃してしまうのです。また、欲しいものがない人は新商品や流行に疎く視野が狭い傾向にあり、自分にとって役立つ商品を知る機会を逃す可能性もあります。