目次
不動産投資ファンドのメリット・デメリット
 ・不動産投資ファンドのメリット
 ・不動産投資ファンドのデメリット
まとめ

不動産投資ファンドのメリット・デメリット

不動産投資ファンドのメリット

少額で始められるので、投資初心者向き

特定の区分マンションなど現物不動産への投資は1,000万円以上の多額の資金が必要になるのに対し、不動産ファンドは小口化されている分、少額となり投資のハードルを下げることができます。そのため、都心の一等地にある物件などにも投資をすることが可能です。

資産・リスクを分散できる

余裕があれば1つの商品だけではなく、複数のファンドを購入して分散投資することが可能です。複数ファンド購入により複数の物件に投資しておくことで、価格変動のリスクや災害のリスクなどを分散させられるというメリットが生まれます。

運用の知識がなくても始められる

不動産投資ファンドのさらなるメリットとしては、実際の不動産の経営や管理にはタッチしないことです。そのため賃貸管理の煩わしさもなく、不動産の専門知識を持っていなくても、気軽に投資を始めることができるのです。

不動産投資ファンドのデメリット

収益が少ない

不動産投資ファンドは小口化されていることで少額になりますが、その分1人あたりの収益が少額になるのも特徴。また現物不動産投資では不動産投資ローンを利用することでレバレッジをかけられますが、不動産投資ファンドは手持ちの資金で投資するのでレバレッジ効果は期待できません。

適切なファンドを選ぶ必要がある

初心者も始めやすいですが、数ある中から適切な不動産ファンドを選ばなければなりません。そのためには、それぞれの特徴や仕組み、売却時の手数料や条件などをしっかりと理解することが必要となります。仕組みがわからないまま投資をすると、リスクを負うことにもつながりかねないので慎重に選びましょう。

人気の商品は購入できないものも

不動産特定共同事業の人気の商品は募集がすぐに締め切られてしまうなど、投資したい人に比べて商品数が少なくなっ ているのが現状です。そのため、情報収集力をつけたり、購入したいと思った商品は早めに応募したりするなど、多少の努力も必要となります。

まとめ

不動産投資の中でも、少額から投資できて初心者が始めやすいのが不動産ファンド。一方、多種類の中から見極める必要も出てきます。まずは仕組みやメリット・デメリットをしっかりと理解したうえで、自分が投資できそうかを検討してみましょう。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

提供元・RENOSYマガジン

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