M4クーペの内装はMフィーリングを強く感じさせる人間工学に基づく完璧なデザインとなっています。

2枚のディスプレイで構成されるBMWライブ・コクピットを採用。タッチパネルによる操作に加えて、ジェスチャーによる操作も可能という最先端のインテリアです。

ここでは、 M4クーペのインテリアの特徴と機能について解説しましょう。

目次
インパネの特徴
運転席のレビュー

インパネの特徴

【プロ解説】BMW M4クーペのインテリア(内装)と荷室を徹底解説
(画像=『CarMe』より引用)

現行型M4クーペ Competitionに導入されているデザインの特徴は、明確に構成されたサーフェスと、人間工学に基づき完璧にデザインされたスポーティなコクピットです。これによりドライバーはすべての集中力をドライビング・エクスペリエンスのために向けることができます。12.3インチのマルチ・ディスプレイ・メーター・パネルと10.25インチのタッチ・パネル機能付ワイド・コントロール・ディスプレイで構成されるBMWライブ・コクピットを採用。

BMWオペレーティング・システム7.0においては操作の手段を個別に設定できるため、タッチ・スクリーン、iDriveコントローラーを利用して、より直観的な操作が可能になりました。Mモデル特有のアイテムとして、Mスポーツレザー・ステアリング・ホイールに装備された赤色のMボタンとセンター・コンソールの赤色のスタート/ストップ・ボタンがあります。

レッドに彩られたM1 / M2ボタンからは、あらかじめ設定したM Driveの2つのセッティングへ即座にアクセスできます。新デザインのドライブロジック・スイッチ付きセレクター・レバーのレザー表面にはMのロゴが型押しされ、M GmbHカラーのステッチが施されています。またこのセレクター・レバーには、肉抜き加工された部分に目を惹くウォーターフォール・ライトが組み込まれています。

運転席のレビュー

【プロ解説】BMW M4クーペのインテリア(内装)と荷室を徹底解説
(画像=『CarMe』より引用)

現行型M4クーペ Competitionに標準装備されているBMWライブ・コクピットは、フル・デジタル式メーター・パネル・ディスプレイには、ナビゲーション・マップ表示、ドライバー・アシスタント・システムのステイタス表示、または3Dサラウンド・ビューのためのエリアがあり、作動中のアシスタント・システムで利用できる交通状況やハンドリング・オプションをグラフィック表示が可能です。

ドライバーはコントロール・ディスプレイを指で触れるか、使い慣れたiDriveコントローラーを使うか、あるいはステアリング・ホイールのマルチ・ファンクション・スイッチや音声入力か、またはオプションのBMWジェスチャー・コントロールを使って操作することができ、直感的でマルチモーダルな対話が行えます。

操作スイッチがステアリングに集約されており、オーディオの操作に加えて、ACCの操作などはステアリングから手を離すことなく行うことが可能です。また、センターパネルはドライバー側に傾斜しているなど、ドライバーオリエンテッドな空間となっています。