使い方
ジグヘッドが2g程度でワームが3gだとすると、全体で5gくらいになる。飛距離は出ないが、このウェイトにするのは理由がある。このリグのキモは流れに負けることである。
海や河川の流れにルアーが流されて、着底も何もわからず漂っている状態を無理やり作りだすイメージだ。表層~中層を漂うマイクロベイトを意識して使用する。
キャストして、リールはほぼ巻かずにシーバスがいそうなところに流し込んでいく。
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アンダー3gで釣ったシーバス(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
このシーバスは2gジグヘッドにシーバス用ワーム2.4inchの組み合わせで食ってきた。ミノーや7gのジグヘッドワームでショートバイト止まりだったところに、上述のリグを試したところ一撃で食ってきた。浮遊感と、スローに表層を流されていく状態が非常に効いたようだ。
流れが緩い、または流れがない場合はボトムまで沈めてカニやエビなどの甲殻類を意識した動かし方も有効だ。
ライトゲーム用タックルでもOK
上述のようになるたけ軽くするのが春の渋い場合の食わせの方法の一つになる。そして、軽いリグの操作性を高めるためには、まずタックルパワーを落とすのが手っ取り早いだろう。ラインも0.4号のPEラインなら問題なくシーバスはキャッチできるので、PEメバリングタックルでの代用が可能だ。
アジング用エステルタックルはさすがにツッコミを堪えるのが難しいのでお勧めしない。