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大人になると仕事やプライベートで多忙を極め、自分が読んでいるすべての漫画を追うのが難しくなる。最新情報を把握しきれず、完結したらまとめ読みしようと考えている人も多い。だが、中には「そろそろ完結しただろう」と思っていたのに意外と終わっていない作品もある。

そこで、休載によって未完となっている5つの漫画と、休載関係なく続いている5つの漫画を紹介していく。

■休載していて未完!早く続きが読みたい漫画5選

まだ終わってなかったの⁉︎ 未だに完結していない名作漫画10選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

まずは、休載が続いていてなかなか終わりが見えない漫画を見ていこう。

HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTERは休載がくり返されることで超有名な漫画だ。連載開始は1998年であり、2022年現在で連載24周年。しかし、とにかく休載が多く、週刊少年ジャンプに掲載されるたびにネットニュースに取り上げられている。最長休載期間は更新中で、3年を超えたというのだから驚きだ。

D.Gray-man

D.Gray-manは2004年から連載開始され、2022年現在で18年もの間連載されている漫画だ。作者の体調不良により休載がくり返されているため、ファンからは催促の声よりも心配する声の方が多く上がっている。なかには「最終話まで見届けられたらそれでいい」とも言われることも。掲載先は週刊少年ジャンプから転々としており、現在はジャンプSQ.RISEになっているので注意しよう。

バガボンド

バカボンドは週刊モーニングで掲載されている漫画で、1998年から連載がスタート。2022年現在で24年周年となるが、2015年から休載が続いているため、物語の進展はない。原作が吉川英治の『宮本武蔵』であり、歴史好きが注目している漫画なだけに休載が長引くのは残念である。

ガラスの仮面

ガラスの仮面は現在50~60代の女性を中心に人気を集めている漫画だ。なつかしのアニメでも紹介されるほどの人気作品であり、漫画は1976年から花とゆめで連載がスタート。しかし、数年もの間休載するのをくり返し、物語が進まないことでも有名になっている。漫画内で登場人物が新幹線に乗る前までは黒電話が使用されていたのに、降りる頃には携帯電話が使用されていた、という衝撃的な展開も話題になった。

NANA

NANAは漫画、アニメ、実写映画の各分野で注目を集めていた人気作品である。少女漫画ではあるが男性ファンもかなり多い。Cookieで2000年から連載がスタートし、2009年まで順調に単行本が販売されていたが、現在は療養のために休載中だ。最後に掲載された回は、続きが気になるところで止まっていて、「これから登場人物たちがどうなっていくのか気になって仕方がない」という声が上がっている。

■長期連載中の漫画5選

まだ終わってなかったの⁉︎ 未だに完結していない名作漫画10選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

長期的な休載をくり返しているわけではないが、ストーリーや作者の都合により、まだ完結していない漫画もある。ここでは、5つに厳選して紹介する。

ONEPIECE

日本人はもちろん、海外での人気も高い有名漫画の1つだ。1997年から連載が開始され、2022年7月に25周年を迎える。単行本は現在102巻まで発売されているが、作者の尾田栄一郎は2019年に「あと5年で終わる」と発言。つまり、2024年には物語が完結すると考えられる。

ジョジョの奇妙な冒険

2022年秋に、第6部である「ストーンオーシャン」のアニメ2期が放送されることが決定しているジョジョ。漫画では第8部「ジョジョリオン」まで完結しているが、ジョジョの物語自体は未完である。ファンはさまざまな考察をし、今後の展開に注目している。連載開始が1987年であり、2022年に35周年を迎えた。

ゴルゴ13

一度は名前を聞いたことがあるであろう漫画、ゴルゴ13。連載開始は1968年で、2022年で54周年を迎える作品だ。発売された単行本は203巻。2021年7月には「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」でギネス世界記録に認定された。作者であるさいとう・たかをは2021年9月に亡くなっているが、製作スタッフによって連載が継続されている。

キン肉マン

ギャグ漫画でありながら、プロレス漫画でもあるキン肉マン。1979年から週刊少年ジャンプにて連載がスタートし、現在は週プレNEWSで連載されている。作者は伏線を張ったり、物語の一貫性を重要視したりするタイプではなく、過去の設定がなかったことになる点も多く見られる。読者から矛盾点をツッコまれながらも愛される、人気作品の1つなのだ。

はじめの一歩

はじめの一歩と言えばアニメも有名な人気漫画である。週刊少年マガジンで1989年から掲載されており、2022年に33周年を迎える。休載が多い漫画としても知られているが、これだけ長期的に連載が続いているのであれば、旅行に行ったり取材に出かけたりすることもあるだろう。特に、作者の森川ジョージはボクシングジムの経営者でもあるため、漫画だけに注力できない時もあるはずだ。現在は順調に漫画が掲載され、最新刊の発売もされている。