ライン要件

続いて、ライン周りで頻出の用語を紹介する。

PEライン

ポリエチレンライン、撚りイト。強度は高いが浮力があるという点で、1gアンダーのリグを頻用するアジングでは少々運用しにくいが、0.06号というワカサギ釣りのものを持ってくるなど、あえてPEにこだわるツウもいる(一般には0.2号推奨)。何より強くライントラブルが少なく、非常に感度が高いことがその理由だろう。

エステルライン

ポリエステルライン。古くはホンテロンと呼ばれていた海水に対する比重1.40程度の水なじみのいいラインが、現代アジングの主流となりつつある。軽量リグが扱いやすくレンジを入れやすいのが特長。しかし0.3号でも1.6lb程度しかなく、強度面に不安がある。また素材同士がひっつきやすい性質上、バックラッシュしやすいという短所も。

最低限知っておきたい『アジング』用語集 キホン押さえて最初の1尾を
エステル運用がベター(提供:TSURINEWSライター井上海生)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

フロロカーボンライン

根ズレに強く比重も高い、フロロカーボンラインをアジングのメインラインとすることもできる。1.5~2.5lb程度が基準。感度の面では落ちる上、この細さだとある程度の数を釣ると先端が磨耗してくるので、リグとの結束部分を細かくチェックしよう。