ベタ底で35cm本命キャッチ
私はというと、アタリは感じるものの、ウネリと雨風に苦戦して、なかなか掛けられません。田辺さんは水深75mのベタ底でヒットしたようなので、なんとか底付近で仕掛けを安定させられるよう竿先に集中。
シャクリからのフォール中で、PEラインにモゾモゾっと違和感。アワせてみると…竿先をガッシリ止める重量感に「やっときた~」。ウネリでバラさないように、慎重に巻き上げると35cm本命。

(画像=良型ヤリイカをキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 白井亜実)、『TSURINEWS』より引用)
ツ抜けで納竿
雨がやみ、海がナギになると散発的にヒット。アタリがなくなったらメタルスッテの色を変えたり、20mほど巻き上げてから仕掛けを底まで落とし直したりするとヒットする場面も。サイズは大中小混在しています。
竿先がポンッと弾かれたり、キュッと引っ張られたり、アタリはさまざまで繊細だけど、掛けた瞬間の快感はこの釣りならではの面白さです。
終盤、今まで見たことないほどのイルカの大群が襲来。船の下を何度も勢いよく通過し、その光景に気を取られていると、「うわッ、やられた~」と田辺さん。イカだけイルカに奪われてしまったようです(笑)。
イルカの群れが落ち着いたと思ったら、今度はアシカ(もしくはオットセイかも)の大群。「イカちょうだい~」と言わんばかりに、船の周りで顔を出しながらウロウロ。水温低下の影響でしょうか、こんな不思議な経験は初めてです。
10時半、潮流が速くなり、ミチイトがどんどん斜めに入ってしまうので、スッテの上に35号相当のシンカーを追加してなんとかツ抜けで納竿。

(画像=1尾1尾を楽しんだ(提供:週刊つりニュース関東版 白井亜実)、『TSURINEWS』より引用)