ロシアW杯で大迫選手がコーナーキックから得点を決めたことでコーナーキックという言葉そのものは知っているけれど、詳しいルールはわからないという方も多いはずです。
コーナーキックとはセットプレーのうちの一つで、サッカーで点が入りやすいシーンの一つです。
そこで今回はコーナーキックについてのルール、コーナーキックから得点を決めるコツ、コーナーキックの守り方のセオリーについて触れながらコーナーキックを紹介します。
目次
コーナーキックのルール
コーナーキックから得点を決めるコツ
コーナーキックのルール
コーナーキックによるルールを
- 再開
- ボールの位置
- 禁止事項
の3点から解説します。
コーナーキックによる再開
相手陣内で相手が触れたボールがそのまま相手陣ゴールラインを割った時、コーナーキックによる再開となります。
コーナーキックになる具体例を以下に示します。
- シュートをキーパーがパンチングしてゴールラインを割った時
- シュートやセンタリングを相手陣がヘディングなどでクリアしてゴールラインを割った時
- 相手フィールドプレーヤーが試合状況によりスポーツマンシップとして、スローインを相手陣へ投げてゴールラインを割った時
ボールを置く位置
ボールを置く位置はゴールポストの左右にあるコーナーアークです。
コーナーアークとは自陣側、敵陣側にそれぞれ2箇所あります。敵陣側2箇所あるコーナーアークのうち、ボールが出たところから近いほうのアークを使用し、ボールを置けるのはコーナーアークラインの内側かライン上です。
この中でどこに置くかはキッカーが右利きか左利きか、直接狙っていくか味方陣に合わせていくかによります。そして味方陣に合わせていく場合は、どのように合わせていくかの戦術にもよります。
禁止事項
コーナーキックにおけます禁止事項がいくつかありますので、以下に示します。
- 相手陣はボールを置いたコーナーアークから9.15メートル以内に近づいてはいけない
- キッカーは自分がけった後、他の選手がゴールに触れるまで再度自分がボールに触れることはできない
仮にキッカーは自分がけった後、他の選手がゴールに触れるまで再度自分がボールに触れると、相手チームの間接フリーキックとなります。
- コーナーフラッグは動かしてはいけない
コーナーキックから得点を決めるコツ
相手キーパーそのものと守備戦術を前もって研究しておくことと時間帯を考えるのが最初のコツです。
相手キーパーが急激に曲がって落ちてくるボールに対応するのがあまり上手でないとわかっている場合で、かつ前後半立ち上がり10分以内やハーフタイム間近は直接得点しやすいパターンです。
同じくこの時間帯は味方陣に合わにいっても得点しやすいパターンです。
この理由は、立ち上がりはキーパーと相手陣特にディフェンダーが、試合の流れと攻め手の流れを把握できておらずどう対応すれば防げるか瞬間的に明瞭にイメージしにくい状況だからです。
そしてこの時間帯以外でも、ボールがキーパーから逃げていくような変化をかけたボールやキーパーが出にくい所に精度の高いボールが上がれば、あとは競り合いに強いプレーヤーが決めます。
他にも一旦ショートコーナーを使ってタイミングをずらしディフェンスラインが乱れたところでセンタリングというのも得点が入りやすいです。