目次
社内ニートがやっている業務内容5選
社内ニートになる5つの原因
社内ニートがやっている業務内容5選

社内ニートとは言え、勤務時間をデスクでボーッとしたまま過ごすわけではありません。
社内ニートに陥ってしまった人には、社内ニートならではの業務が一応あるのです。
この章では、社内ニートが日々日課のように行う業務を5つ紹介します。
1.誰も電話に出られない時の電話対応
仕事ができる人は電話を取るのも早いのが特徴。
しかし、忙しくて電話に出られない瞬間は誰にでもあります。
皆が忙しくしているときの電話対応は社内ニートの業務!
しかし、尋ねられた内容に答えられず、先輩に聞こうとしても誰もつかまらず慌ててしまう場面も多いです。
2.コピー機の用紙補充
「○○さん、コピー用紙補充しておいて!」と言われ、プリンターに用紙を補充するのは基本社内ニートの仕事。
やることがなく暇を持て余していた社内ニートは、ここぞとばかりに時間をゆったりと使って用紙補充を行います。
ダルマちゃん 雑用の定番とも言える用紙補充。アルバイトでも十分なんだけど、バイトがいなければ一番に頼まれるのは社内ニートだからね。
3.帰宅前のトイレ掃除
多くのオフィスでは、終業時間が近づくと「時間のある人がトイレ掃除をする」という習慣が根付いています。
時間のある人と言えば社内ニート。
数少ない貴重な業務の1つであるトイレ掃除は、社内ニートの日課。
中には終業30分前からトイレ掃除に向かう人もいるようです。
4.オフィスのゴミ捨て
社内ニートはとにかく暇。
見渡すと、オフィスのゴミ箱が山盛りになっていることに気づくことも多いです。
こまめにゴミをまとめ、ゴミ捨て場に捨てにいくという業務も社内ニートの担当です。
ユーくん トイレ掃除にゴミ捨て‥。こんなの仕事っていうよりただの雑用係だよねぇ‥。
5.マニュアル熟読
いよいよやることが本格的にないとなれば、先輩に「とりあえずマニュアル読んでおいてね」と言われることが多いのも社内ニート。
特に新人の社内ニートはよくマニュアルを読むことを命じられます。
先輩たちも指示することがなくなり、いわゆるネタ切れを起こしてしまっているのです。
ダルマちゃん パソコンで共有ファイルに保存されているマニュアルを読んでいるうちに気づいたらネットサーフィンしていた、なんてこともよくある話だよ。
社内ニートになる5つの原因

ここからは、社内ニートになってしまう明確な原因について解説していきます。
会社でやることがない、社内ニートが生まれてしまう原因は大きく、
- 会社側の問題
- 社内ニート本人の問題
の2つに分けられます。
それでは、5つの原因を見てみましょう。
1.教育制度が整っていない
こちらは会社側に原因がある場合です。
中小企業によくある問題ですが、教育制度が整っていないと社内ニートは自然に増えてしまいます。
ダルマちゃん 企業ももちろん育成しようと思って雇うんだけどね、実際は放ったらかしで研修が全く進められないのが現状なんだ。
新人を雇っても育成できなければ社内ニートが増えてしまうだけ。
教育制度とは、具体的に言うと「新人専用の研修プログラム」などのこと。
採用した新人たちが、新人専用の研修スケジュールに沿って業務を学ぶためのものですね。
入社後に最低限必要とされる知識や業務の進め方を身につければ、少なくとも社内ニートになることはないでしょう。
2.人員不足
こちらも会社側に原因があるケースです。
業務量に対して人員不足の状態にある部署に配属された場合、
- 指示不足で仕事の進め方が分からない
- 分からないことを質問する人がいない
- 結果的にミスが増える
- 頼んでもミスるからもう頼まない
このような悪循環が起こってしまいます。
人が足りていれば、分からない人を教育することは当たり前にできること。
人員不足だと指示も不十分になってしまうため、新人社員はミスをしやすくなります。
結果的に、「この人に頼んでもダメだ」と判断し、どんどん社内ニートを増やしてしまうことになってしまうのです。
3.人員過剰
こちらも会社側の問題ですが、人員が多すぎても社内ニートに陥る人は増えてしまいます。
人員過剰の職場では、
- できる社員にばかり仕事がふられる
- 仕事の数が少なく必然的に暇になる
などの状況に陥ってしますのです。
ダルマちゃん 人員は少なくても多くても社内ニートを生む理由になってしまうということだよ。
4.社内での評価が低い
社内ニートになる本人に原因のあるケースです。
社内における評価が低い人には、誰も仕事を任せようと思いません。
社内の評価が低い人とは、具体的に
- 人に対する態度が良くない
- 遅刻・欠勤が多い
- 仕事が遅い
- ミスが多い
- 同じことを何度も聞く
などの特徴がある人のことを言います。
社内の評価が低い人は仕事を任されることが少なく、気付けば誰からも何も頼まれない社内ニート状態に陥ってしまうのです。
5.自分から仕事を探そうとしない
こちらも社内ニート本人に原因があるケースです。
仕事ができる人は周りをよく見ています。
- 何かできることがないか自分で探す
- 意欲的に周りに声をかけて仕事をもらいにいく
困っている人や、明らかに多忙を極めている人に自ら声をかけ、「自分にできることはないですか?」と仕事をもらいにいく人こそ、社内ニートから最もかけ離れた人です。