目次
管理会社を選ぶときのポイント
 ・熱心に対応してくれるか
 ・費用にはどこまで含まれているのか
 ・物件からの距離
まとめ

管理会社を選ぶときのポイント

管理会社は安心して物件を任せられる心強い存在でもありますが、うまく連携できていなかったり、中には管理が徹底されていない業者がいたりするケースもあり得ます。そのため、管理会社は以下のポイントをふまえて選ぶようにしましょう。

熱心に対応してくれるか

空室が出ると、家賃収入が入らないためオーナーとしてはできるだけ空室の状態はつくりたくないものです。そのため、入居者募集の広告に力を入れてくれたり、空室対策の具体的な提案をしてくれたりする事業者に依頼することが重要です。こちら側からの要望を聞いて対応するのではなく、管理会社が主体となって動いてくれるかどうかを見極めましょう。

また、オーナー側だけでなく入居者に対して親身に対応してくれるかも重要です。入居者が満足いく対応をしてくれれば、長く住んでくれることにもつながります。

見極めるといっても、当初の印象が良かった会社に依頼したはずなのに、実際はいいかげんな対応だった……といった場合もあります。契約前には、ネットなどの口コミをチェックしたり、実際に管理している実績、時には管理しているほかの物件を見てみたりするなど入念なリサーチが肝心です。

費用にはどこまで含まれているのか

管理会社への委託費用は、家賃の5%という設定をされていたり、1,000円からという固定価格を提示している会社などさまざまです。委託費用に含まれるサービスが何かを事前に細かくチェックしましょう。

中には、入居中かどうかに関わらず家賃保証するサービスもあります。所有する物件そのものを管理会社に賃貸してしまう方法です(サブリース)。

単純に金額だけを見て決めてしまうのはNGです。

物件からの距離

所有する物件と管理会社が近いこともポイントです。日々の管理を行ってくれるうえで、物件との距離は非常に大切になります。何かあったときにすぐに駆けつけられる距離にオフィスを構えているかどうかは判断基準のひとつにしておきましょう。

また、物件の近くであるほど、そのエリアに精通している会社といえます。土地勘があれば、入居希望者には物件の周辺環境の良さを伝えてくれますし、何かあったときにも心強い存在でしょう。

まとめ

賃貸管理には、時間や手間がかかるもの。細かい事務作業や手続きに追われ、本業に手がまわらなくなってしまっては元も子もありません。基本的には、管理会社へアウトソーシングした方が無難だと覚えておきましょう。

安定した経営を行うためにも、信頼できる管理会社に委託できるかどうかは成功の分かれ道となるかもしれません。物件選びだけでなく、管理会社の選定も重要です。今回ご紹介したポイントを参考に、良いパートナーを見極めてください。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

提供元・RENOSYマガジン

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