カーブの種類は投げ方によって違います。
特にスピードや変化量でまったく異なります。そのため使い勝手も違うのでいろんな投手が工夫をして投げているわけです。
普通のカーブ、遅いカーブ、縦のカーブなどがあります。
さらに基本的なカーブとは何かというポイントから投げ方、使い方を紹介しているので、カーブを投げてみたい方にもおすすめです。
カーブとは?
カーブとはゆっくりと投手の利き腕とは逆の方向に曲がり落ちる変化球です。
カーブにはスピードが遅いカーブ、縦のカーブ、若干速いカーブ、揺れて曲がるカーブなどの種類があります。
リリース直後の球筋が遅く、タイミングを狂わせるのが目的の変化球です。
使い方としてはストレートと組み合わせてタイミングをずらし、空振り狙ったりつまらせたりすることです。
また、カーブを意識させることでストレートで打ち取ることができます。急速の幅を広く使いバッターを詰まらせることもできます。
球界のカーブの使い手としては、岸投手(楽天イーグルス)、武田投手(ソフトバンクホークス)などがあげられます。彼らに共通することとしてどちらも伸びのあるストレートと緩いカーブを武器に打者を翻弄しています。
このように使いこなしている投手は大勢います。まだまだ使いこなす投手は大勢いるので探してみてくださいね。
カーブの種類は?
カーブの種類は三種類あると言われています。
- スローカーブ
- ドロップ
- ナックルカーブ
スローカーブ
遅いカーブです。ストレートとの急速さが大きく変化の量も大きめです。使い手になると80~90キロのカーブを投げます。
リリースの瞬間に抜くことでよりスピードを落とすカーブです。
ドロップ
縦のカーブです。ブレーキが掛かるカーブで打者のタイミングを外すためのボールです。
指で弾くように投げることが主流で、強い回転がかかるほどよく沈むます。
回転を加えるか加えないかは投手の自由ですが、現在ではあえて加える投手が多いようです。
ナックルカーブ
変化の軌道、持ち方がナックルに似ていることからこの名前が付きました。
ナックルボールという変化球の持ち方で持ち、リリースの瞬間に指を伸ばしてボールに回転を与えます。揺れるように落ちるカーブです。
カーブの中で一番強い回転を与えられます。
同じカーブでもいろいろな種類があるのは面白いですよね。