神戸~明石エリア

明石海峡に近い神戸明石エリアの秋アオリは、例年8月後半から12月くらいまでがシーズン。いわゆる新子サイズの100g級から始まり、終盤にはキロアップも狙える。今年も平磯海釣り公園やアジュール舞子など、メジャーポイントでも釣果が上がりだしており、例年通りに推移しているそうだ。

特記すべきは、夏の天候不順であまり調子のよくなかったケンサキイカがここにきて釣れだしており、よく釣れているとのこと。秋アオリを狙うサイズのエギで釣れるので、一緒に狙ってみるのも面白そうだ。

スタッフ一推しの釣り場は、「平磯海づり公園」。ここは釣り公園なので、設備は充実しており、足場も平らで柵も張られていて安全。ファミリーフィッシングにもおすすめの釣り場。

攻略のワンポイントは、狙いは夕方で、潮が流れている時。釣り座から払い出す潮にエギを乗せ、流していった先でラインを張って待つのがいいそうだ。エギはシンカーをプラスして、底がぎりぎりとれるようにしておこう。

淡路島エリア

淡路島は、資源保護の観点から7月1日~9月30日(南あわじ市は20日)まで、リリース期間が設けられている。また、胴長15cm未満については基本的にリリースするよう各漁協や水産振興課が要請している。なので、秋アオリの釣期は南あわじ市で21日から、淡路市と洲本市では10月1日からで、12月半ばくらいまで狙える。初期は100gくらいの小型が多いが、季節が進めばキロアップも狙えるポテンシャルの高いエリアだ。

話を聞いたタイミング(9月17日)はまだリリース期間中で実際の釣果は上がっていなかったが、大きなスクールが方々で目撃されているとのことで、例年より数が多いのではとの予想であった。

スタッフ一推しの釣り場は津名港。足場のいい波止の内向きでも狙えるが、好釣果が出るのは沖向きのテトラ帯。夕マヅメと上げ潮が絡めばかなり期待できるとのこと。ポイントの水深が浅いので、エギはシャロータイプがあると釣りやすい。初期の新子は激しいアクションでもよく乗るが、終盤の良型狙いではスローなシャクリでドリフト気味に釣るのがいいそうだ。

以上、大阪湾を取り巻く三つのエリアとそれぞれの好釣り場を紹介した。いずれも都市近郊の手近な釣り場だが、実績バッチリの好場ばかりなので、ぜひ訪れていただきたい。ただ、最近はどこの釣り場でも釣り人の残すゴミが問題になっている。ルールとマナーを守って、秋の新子エギングを楽しんでほしい。

<中西/TSURINEWSライター>

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。

提供元・TSURINEWS

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