目次
創価大学近くに今年1月オープン
メニュー
 ・■ 泰山ラーメン(醤油) 600円
 ・サイドメニュー

創価大学近くに今年1月オープン

いまラーメン好きの間でじわじわと人気が出ている店を紹介したい。八王子駅から16号線を北上、創価大学の南側の細い小道にある「秦山(はたやま)屋」だ。去年退職したオーナーの食べ歩きの趣味が高じ、自宅を改装する形で店をオープン。料理だけでなく大工仕事も得意で、カウンターや床、パーゴラ、階段、トイレまですべて自分で製作したとのこと。

※駐車場は店前の1台分しかなく、まわりにコインパーキングがないため、バスやタクシーでの訪店を勧める。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

コロナ感染症対策のためマスク着用、手洗い、手の消毒をして入店するルールとなっている。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

アクリルで間仕切りされた6席のL字カウンター。前述したとおりすべて自分で作ったとのことだが、言われなければプロの仕事にしか見えない。清潔感があり、女性ひとりでも入りやすいアットホームさもある。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

オーナーの奥さんが店に入っている時のみ解放されるテーブル席。奥にはソファー席もあり、ゆったりと酒を飲むことができる。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

メニュー

メニューは「お食事メニュー」と「晩酌メニュー」があり、酒の提供もしている。代表メニューの「秦山ラーメン」は600円と安価だが、丼とサラダがついて800円とさらに値打ち価格となっている。「ワンコインラーメン」やラーメンと一緒に頼むと値引きされるメニューもあり、かなり良心的な価格設定だ。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

■ 泰山ラーメン(醤油) 600円

今回いただいたのは店の名前がついた「秦山ラーメン」。醤油か塩を選べるので醤油にした。具はバラチャーシュー、メンマ、ほうれん草、味玉、白髪ねぎ。油分がさほど多くないあっさりとした醤油スープの奥に感じる八角から、中国出身であるオーナーのルーツが見え隠れする。
チャーシューに皮付きの肉を使うところも中国式だ。この日は昼の営業で皮付きが終わってしまって食べられなかったので、泰山ラーメンを100%味わいたい場合は昼に行くことを勧める。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

麺は知り合いの製麺所から仕入れているという、少し平打ちでやや柔らかい麺。ここにも日本のど真ん中のラーメンではなく、中国の麺料理のテイストが感じられて個性的だ。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

サイドメニュー

■ 蒸し餃子 350円 350円とただでさえ安価な手作りの蒸し餃子だが、ラーメンと一緒に注文すると50円引きになる。蒸し時間に15分ほどかかるので、ゆっくりと気兼ねなく食べたい場合は夜に行くことを勧める。黒ラベルと一番搾りの2種類から選べる瓶ビールを傾けながら食べると最高だ。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

ラー油も多分に漏れず手作りである。八角やシナモン、山椒、クミン、ピーナッツ、ごま、にんにく、たまねぎ、ねぎなど、市販品とは比べ物にならない香り高く奥行きのある味わいを堪能してほしい。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

前述の蒸し餃子につけたり、

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

■ 鶏ももチャーシュー 300円 ごまだれがかかった鶏ももチャーシューにかけたりするのがおすすめだ。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)

■ 白酒 250円

ドリンクは、瓶ビール、ウイスキー、焼酎、日本酒とひととおり揃っているが、この店に来たら「白酒(パイチュウ)」を飲んでみてほしい。中国の酒といえば日本では「紹興酒」が有名だが、中国の宴会では白酒を飲むのが一般的なようだ。アルコール度数は56度とかなり高いが、日本の酒にはない不思議な香りの虜になる人も多いはずだ。

食べ歩きの趣味が高じてオープンした『秦山屋』がハイレベルだった!創価大学近く
(画像=『八王子ジャーニー』より引用)