サイズアップ狙うもかなわず

こうなると目指すはサイズアップ。小トンは上げのジャークにきたので、フォールを入れてタネトンを狙ってみたが、ヒットしたのは右のアングラー。トンジギでは誰かのヒットは最大のチャンスタイムなのだが、ロッドを大きく曲げドラグ音が響くファイトだったので、オマツリ防止に巻き上げて応援。やがて中トンが浮いてきた。船縁のファイトにはヒヤッとしたが、無事に15kg級をゲット。仕留めたアングラーは大喜びだ。

この後、休んでいた2人も動き出してジグをシャクリだしたが、トンボがヒットすることはなく……。急に風が強くなり波も高くなったので、早上がりとなった。やはりトンジギは、苦しくってもシャクり続けるしかない。

今シーズンは、ムラが激しく船中釣果無しの日も珍しくない。博打要素大だが、1匹仕留めたら大喜びできる。それもトンジギの魅力でしょうかね?4月いっぱいは楽しめると思う。

トンジギで小型ながらもビンチョウマグロ手中 海中の潮目を狙い的中
(画像=『TSURINEWS』より引用)

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。

文・TSURINEWSライター田中耕二/提供元・TSURINEWS

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