テントの防水・防寒対策
雨の日のキャンプではテント内にいることが多くなるため、テント設営はとても重要なポイントです。そこで、ここではテントの防水・防寒対策について解説します。快適に過ごすために役立ててみてください。
雨キャンプでは耐水圧1500mm以上のテントを使う
継続的に雨が降り続ける日の場合、テントの耐水圧は1500mm以上あると安心です。耐水圧が低いと、水が染み込んでくる恐れがあります。心配な場合は、あらかじめ防水スプレーを全体に吹きかけておくとよいでしょう。事前の対策を怠らないことで、過度な心配をせずに済みます。
タープにつなげるようにテントを設営
タープは、雨避けとしての役割を果たします。そのため、タープにつなげるようにテントを設営することで雨を防ぐ範囲を広げるのもポイントです。広めのタープを使用すれば、複数人でキャンプをする場合も窮屈な思いになることが少なくなるでしょう。
テントにはグランドシートを活用する
普段はグランドシートを使っていない方も、雨の日は必ず取り入れるようにしてください。グランドシートを敷くことで、地面から雨水が入るのを防ぎ、テントの汚れも抑えられます。なお、シートがテントからはみ出ていると雨水が入る原因になるため、はみ出さないように気をつけてください。
服装の防水・防寒対策
テントだけでなく服装でも防水・防寒対策を行っておけば、快適性はグッと上がります。ここではどのような服装を心がければよいか解説しますので、コーディネートを決める際の参考にしてみてください。
動きやすい防水ジャケットを使う
雨の日のキャンプには、防水ジャケットが必須です。防水素材を使用したジャケットなら水の侵入を防ぎ、体が濡れるのを防げます。また、ジッパーや袖口など、細かな部分にも防水加工が施されているか確認することも大切です。
雨の日は湿気が溜まりやすくなりますので、通気性があることも重要なポイントとして挙げられます。例えばメッシュ素材を使用しているジャケットなら、不快な蒸れを抑えやすくなるでしょう。
保温性の高いスウェットやパーカーを着る
雨の日に注意しておきたいのが、昼と夜の寒暖差です。昼は寒さを感じなかったとしても、夜が深まるごとに寒さが厳しくなる場合があります。必要に応じて体温調整ができるよう、保温性のあるパーカーやスウェットを準備しておくと安心です。
その時々の状況に合わせて簡単に着脱したい時は、ジッパー付きのパーカーが役立ちます。他のアイテムとの相性も考慮に入れて、コーディネートを楽しんではいかがでしょうか。