保育士に向いている人の特徴

「自分は保育士に向いているのかな」「子どもが好きだという理由だけで保育士を目指してもいいのかな」と、不安に思う人もいるのではないでしょうか。

以下では、保育士に向いている人の特徴を5つご紹介します。

1.子どもと関わること、成長を見ることが好きな人

保育士に向いている人の特徴の1つ目は、子どもと関わることや子どもの成長を見ることが好きな人です。

保育園では保護者やその他の仕事があるといえども、ほとんどが子どもと関わる仕事です。

「子どもと接することが苦手」という人は保育士の仕事はストレスを感じやすく、向いていないと言わざるを得ません。

子どもと触れ合うことに喜びを感じたり、毎日成長していくこどもを見守れることにやりがいを感じたりする人は保育士に向いているといえるでしょう。

2.共感力がある人

保育士に向いている人の特徴の2つ目は、共感力がある人です。

子どもはあれやこれやと自由に新しい発想をするもの。自由な考えに対して「それは違う」と真っ向から否定するのではなく、受け入れ共感してあげることが大切です。

また、自分の意思をうまく伝えられない子どもも多いので、子どもの立場にたって考えることも重要です。

子どもを認め、共感できると、子どもの自我や思考力の成長を促進できるでしょう。

3.臨機応変に対応できる人

保育士に向いている人の特徴の3つ目は、臨機応変に対応できる人です。

保育士は毎日のルーティンワークをこなすだけの仕事ではありません。

毎日刻一刻と変わる状況の中、何をするべきか考え、行動する必要があります。「他の子はこれで良かったから」と適当に事を成すと、深刻なアクシデントが起こる可能性もあります。

様々な危険やリスクなどを考えながら、一人ひとりの子どもや状況に合わせて臨機応変に対応できる人が保育士に向いているといえるでしょう。

4.体力がある人

保育士に向いている人の特徴の4つ目は、体力がある人です。

保育士は、朝から晩まで子どもの世話をする必要があり、ときには子どもと一緒になって遊ぶなど体力を使う仕事です。

また、子どもたちが寝ている間でも連絡帳を書いたり、午後の用意を行ったりする必要があり、ゆっくりと休む時間はありません。

このように、保育士はかなり体力が必要な職業です。体力に自信がない人は、運動や筋トレをするなどして体力をつけておくことをおすすめします。

5.保護者や同僚と信頼関係を構築できる人

保育士に向いている人の特徴の5つ目は、保護者や同僚と信頼関係を構築できる人です。

大切な子どもを預かる身として、保護者からの信頼を得ることは必要不可欠です。保護者からの信頼を得て、コミュニケーションを取ることで子どもに関する情報をやり取りできるようになり、より細やかな対応ができるようになります。

また、同僚との関係性も重要です。綿密に連携することで、より安定した保育を行えます。

子どもだけではなく、大人との信頼関係も重要なことは覚えておきましょう。

保育士に向いていない人の特徴

ここまで保育士に向いている人の特徴を紹介しましたが、反対に保育士に向いていない人はどのような特徴があるのでしょうか。

保育士が向いているのか不安な人は、以下の特徴に当てはまっていないか確認してみてください。絶対に保育士になると決めている人は、以下の特徴を改善する方法を探ることをおすすめします。

1.柔軟に対応できない人

保育士に向いていない人の1つ目の特徴は、柔軟に対応できない人です。

保育士はときには同時多発する様々な問題に対処する必要があります。そのため、何から取りかかればいいかわからずパニックになり柔軟に対応できないと、子どもに害が及ぶ可能性があります。

決まったルーティンに沿って働きたい人は、保育士の仕事にストレスを感じやすいかもしれません。

2.潔癖症な人

保育士に向いていない人の2つ目の特徴は、潔癖症な人です。

保育士の仕事中には、子どもが口に含んで落とした食べ物のそうじや、おむつの取り替えなども発生します。また、子どもたちと遊ぶ際に、泥や虫などを触らなければいけないことも。

子どもにも触れられないと仕事ができないことがほとんどなので、過度な潔癖症の場合は保育士に向いてない可能性が高いです。

3.コミュニケーションを取るのが苦手な人

保育士に向いていない人の3つ目の特徴は、コミュニケーションを取るのが苦手な人です。

保育士は、子どもや保育士の同僚、保護者などと密にコミュニケーションを取る必要があります。一人で黙々と仕事をしたい人は保育士の仕事には向いてるとはいえません。

コミュニケーションを取るのが苦手な人は、普段から人と話すことを意識して行うことをおすすめします。うしてもコミュニケーションが苦手な人は「【15選】1人でも働ける!人と関わらない仕事を選ぶ3つのポイント」を参考にしてみてはいかがでしょうか。