タックルと釣り方
筆者のタックルは、2.2mのオモリ負荷100号まで対応の軟らかめの汎用性のある竿に、ダイワの300番の電動リール、ラインはPE3号200m以上とした。仕掛けはテンビンに80号のステンビシを下げ、クッションゴムを付けその先に幹糸3号ハリス3号全長4.5m3本バリの仕掛けとした。最初はエサ取りを警戒し夜光ビーズも透明ビーズもなしの地味な仕掛けにしてみた。
まきエサは藤間船長オリジナルブレンドのオキアミコマセ。付けエサもオキアミ。途中、持参したイカタンも試したが、オキアミのほうが食いが良かった印象だ。
余談だが、この海域ではサメを呼びよせないように、魚の血を海に流さないように申し合わせされているとのことなので、釣魚を船上で血抜きする場合はバケツやクーラーボックスなど溜水の中に溜めておき、釣り場では放流しないように注意したい。
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(画像=私のタックル(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)、『TSURINEWS』より 引用)
本命イサキ快釣
期待の1投目。船長から48mから43mの指示。ビシを海面から水深48mまで落とし、そこからコマセをまきながら5m巻き上げ43mの指示ダナでアタリを待つ。リールのカウンターの数字は誤差が出やすいので水深はPEラインのマーカーで把握したい。カウンターの数字を過信すると指示ダナを逸れることになり、イサキ釣りでは釣果への影響が大きくなる。
1投目、幸先よくイサキを釣り上げたのは寺さんだ。1投目での本命キャッチに安堵感。筆者と大ちゃんも2投目で本命キャッチ。筆者はイサキとキントキの2点掛けだ。
その後も毎投のようにイサキがヒット。アタリは誰でも分かるほどクリアで小気味よくサオが弧を描く。2点掛け、3点掛けもあるが、3人だけでの貸し切りとはいえ、多点掛けを待ちすぎてオマツリになる場面もあったので、1匹ずつでも丁寧に釣り上げる。
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(画像=気が付けば20隻以上の遊漁船が集結(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)、『TSURINEWS』より 引用)