9月7日、最新のテンヤ釣りの可能性を探るべく、株式会社オーナーばりの今永さんと愛知県の伊勢湾と伊良湖沖で実釣と検証を行った。
伊勢湾の午後便テンヤタチウオ
愛知県のテンヤタチウオゲームは、伊勢湾内でライトに楽しむスタイル。午前便で行く同県伊良湖沖での本格的なタチウオ釣りは、テンビン釣りのみ行われている。
詳述は避けるが、伝統のテンビン釣りのほうが有効とされてきたからだ。しかし、「進化した最新のテンヤ釣りならどうだろうか?」
まず、伊勢湾で行われているテンヤタチウオゲームを紹介したい。同エリアでは、愛知県南知多町にある片名漁港の遊漁船の午後ショート便でこの釣りが楽しめる。午後便の港前での釣りタックルはテンヤタチウオロッドと小型電動リールの組み合わせがベストだが、先調子の汎用船ザオ、ライトなスロージギングロッドなどでもOKだ。
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テンヤタチウオ釣りのタックル(提供:週刊つりニュース中部版 五井貴矢)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
テンヤへのエサ付け方法
午後便で使用するテンヤは40号(約150g)が中心。特定の色にヒットが集中することがあるので、定番のグロー(夜光)・パープルゼブラ・赤金などのほか、何色かそろえる。
エサは冷凍イワシやサンマ(半身を斜めにハーフカット)を使う。乗合便では乗船料込みで天秤仕掛け用のサンマの切り身が用意されるが、より本格的に楽しみたいなら、上述のエサを自分で用意するのがベスト。テンヤへの取り付け方は以下のとおり。
イワシは頬の部分で頭を切り、テンヤのヘッドに切り口をフィットさせる。
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イワシの頭を頬でカット(提供:週刊つりニュース中部版 五井貴矢)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
曲がらないようまっすぐに取り付ける。
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エサはまっすぐにセットする(提供:週刊つりニュース中部版 五井貴矢)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
エサは、テンヤバリの後端に収まるよう取り付ける。
エサを巻くワイヤーは、ヘッド付近で重ね巻きし、胴の部分はらせん状(または格子)に巻き、後端で返し巻き、または重ね巻きする。
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テンヤへのエサ巻き例(提供:週刊つりニュース中部版 五井貴矢)(画像=『TSURINEWS』より 引用)