エサの比率調整し35cm手中
1投目、いきなりウキがチクチク動く。あからさまにジャミの動きなので無視していると、急に何ごともなかったかのように静かになる。ハリからエサがなくなった証拠だろう。
まれにそれっぽい動きが出るので聞きアワセするも空振り。どうやらヘラの寄りがまだ不十分なようだ。グルテン比率が高いとジャミの攻撃を受けやすいのでダンゴ5:グルテン5の割合でスタートしたものから徐々にダンゴの比率を増やす。

(画像=さまざまな釣り方で釣れていた(提供:週刊へらニュース伊藤さとし)、『TSURINEWS』より引用)
およそ8:2程度になったころ、それまでのチクチクフワフワの動きが減少しトップが落ち着く時間が長くなった。そしていつもの見慣れたチクッが出て、ファーストヒットしたのは35cm前後の清遊湖ではレギュラーサイズと呼ばれる型。
ジャミ避けを優先
だが1枚抜くと、またチクチク。そこで思いきって比率を9:1(ほぼほぼ両ダンゴ)近い合体比率にすると、その後はジャミの動きがなくなり釣りやすくなった。
しかしそこまでダンゴの比率を高めると、いざ本命がアタった時にカラツンの割合も多くなってしまった。吉田氏推薦のポカポカ釣り座ではあるが、水の中はまだ完全には両ダンゴの時合いにはなっていないようだ。
ヒット率を取るかジャミを避けやすくするか。答えは決まっており、やはり後者だろう。チクチクの連続では釣れる気がしないし、できれば底釣りなのだからウキは落ち着いていてほしい。