生きている中で、本当の自分とは何なのかがわからなくなった経験はありますか?自分の事は自分が一番よく知っていると言われますが、それでも時折不安な気持ちになる事だってあるのです。本記事では、そんな自分の本当の部分が何なのか分からなくなった時に、解消するための考え方などを解説します。

目次
本当の自分がわからないと感じる時の心理とは
本当の自分がわからないと感じる原因は?

本当の自分がわからないと感じる時の心理とは

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ふとした時に、本当の自分とは何なのか、と考えたことはあるでしょうか?仕事かプライベートで何かしら大きな変化があった時には、そうした心の変化が起きてもおかしくはありませんが、どんな心理になっているかをまず具体的に知りましょう。

自分がわからない心理①悲観的になっている

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず1つ目は、悲観的になっている事が挙げられます。これから自分が生きていくうえでの夢、目標といったものが明確に定められておらず、将来どうなりたいのかがわからないので、今何をすべきなのかはっきりしない時には、この状態に陥りやすいです。

それゆえに、自分の存在価値そのものを疑うようになったり、これまでの自分は何をしてきたのか、と過去の自分の価値も疑い始めます。何も進みたい方向が無いと、日々のモチベーションも下がってしまうでしょう。

自分がわからない心理②失敗が怖い

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ目に考えられるのは、失敗を恐れている事です。これは特にプライドを高く持っている人にありがちで、一見自我の強そうな人に見えますが、その実プライド故に失敗した時の自分を受け入れられず、何も手に付かなくなっている状態になりやすいとされています。

そして、実際に失敗してしまった時の自分や、出来ない自分というものも認める事が出来ません。失敗そのものは誰にでもある事なのですが、これを恐れすぎていて挑戦する事も控えめになっていきます。

自分がわからない心理③自分を受け入れることができない

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

3つ目は、自分の存在を受け入れられていない事です。どれほどに周りからすれば完璧超人のような人間に見えても、その当人からすれば自分自身の嫌な所、直したいと思っているところの1つや2つあって当然です。

それだけならばまだ良いですが、その考えが行き過ぎると自分の全てを嫌いになってしまい、存在そのものを受け入れられなくなります。これもプライドが高かったり、完璧主義な人、真面目な性格の方などが当てはまりやすいです。

本当の自分がわからないと感じる原因は?

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

自分がわからなくなってしまっている状態の時の心理は分かりました。しかし、何もないままにそんな状態に陥るとは考えにくく、何かしらの原因があって自分を見失っている事が多いです。

原因①自分の長所が思い浮かばない

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

1つ目は、自分の長所を思い浮かべられない、人に言う事が出来ない事です。自分の長所は何なのか、と人から聞かれたときに、すぐに答える事は出来るでしょうか?おそらく、言うのに多少時間がかかる事でしょう。

それでも、1つでも言う事が出来れば上々なのですが、問題はそれが何一つ思い浮かばない場合です。性格でも特技でも長所と言えるものが見つからず、結果的に自分とはどんな人間なのかを対外的に説明できないので、見失いがちという訳です。

原因②周囲に合わせ過ぎている

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ目は、周りに合わせすぎている事です。自分がどうしたいのか、どう感じたのかよりも、周りから反感を買わないように、対立しないようにという考えが先行している、いわば空気を読み過ぎている状態なのです。

勿論、周囲に合わせる事自体が悪いわけではなく、人とのコミュニケーションを取る上では重要です。しかし、そればかり優先していて自分の意見を押し殺していては、いざ自分の意見を求められた時に何も言えないか、または誰かに同調する事しかできないでしょう。

原因③目標がない

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

3つ目は、具体的な目標を何も持っていない事です。心理の中にもありましたが、自分の気持ちが分からないという事は、自分が何をしたいのかがわからないのとほとんどイコールでつながっています。

仕事でもプライベートでも、何かしらの到達したい目標があれば、それはやりたい事がある証ですから、自ずと今すべきことなども分かります。しかしそれが何1つ無いとなると、何のために自分が生きているのかすらわからなくなってしまいます。

原因④没頭できるものがない

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

没頭できる何かを持っていない事も原因に数えられます。これもビジネス、プライベート問わず言える事ですが、没頭できる事があるという事は時間を忘れて集中できるわけですし、その中でより高みを目指したいという気持ちも湧いてきます。

ネガティブな状態を打ち消すのは、ポジティブではなく没頭であるとも言われています。もし原因がこの没頭できる事の無さであるのならば、趣味でも何でも良いので時間そっちのけで集中し続けられる何かを見つけるべきです。

原因⑤ストレスが多い

本当の自分がわからない心理とは?原因から対処法まで解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

もう1つの原因は、ストレス過多になっている事です。ストレスと言っても色々ありますが、例えば仕事で責任ある事を任せられている、体力的に厳しい、生活で食事や睡眠がおろそかになっているなどが挙げられます。

ストレスというのは、自分が気付かないうちに蓄積している場合も多く、当然ながら精神、肉体双方に疲労が蓄積します。その状態のままでは自分自身を顧みる余裕もなく、何のために生きているのかを見失いがちです。