世の中に数ある「問題」には、解決するための「ニーズ」を併せ持っているものがある。
社会問題となっている「空き家」をリフォームして、テレワークで働く人々の抱えている課題を解決するための「ご近所書斎」が、東京・仙川に開設した。

(画像=『IGNITE』より引用)
2つの問題を解決する手段
働く環境の最適化コンサルティングを行なうMACオフィスは、働く環境に新たな価値や選択肢の「場」を提供することで、「テレワークで働く人々の課題」と「空き家問題」の両方の解決に向けて一翼を担うために始めた定額会員制サービス「ご近所書斎」をスタート。
「ご近所書斎」は、双方が併せ持っているニーズを合致させ、問題解決をはかる取り組みだ。

(画像=『IGNITE』より引用)
テレワークで働く人々の課題とは
MACオフィスは2020年より全社的にテレワークを優先した働き方改革を実施した。
当初は、「出勤時に満員電車に乗らなくても済むから助かる」「周りを気にせず、自分のペースで仕事を進められるから仕事がはかどる」など、テレワークのメリットが大きく報道されていた。
テレワーク導入後、しばらくして社内のスタッフに満足度を確認したところ、多くの課題があることがわかった。
たとえば、「自分でオンとオフの区切りが付けられない」「そもそも仕事をするスペースがない」「自宅に通信/Wi-Fi環境がない」「ついつい長時間労働をしてしまう」「仕事上のコミュニケーションがないので不安になる」「仕事の成果が評価されにくい」「光熱費や通信費の負担が多くなる」などというものだ。

(画像=『IGNITE』より引用)

(画像=『IGNITE』より引用)