野球をこれから始めたい方にスクイズのポイント、注意点などを紹介します。

さらにスクイズは、投手や相手守備陣が警戒しており、試合においてもいくつか注意点があります。

なので、状況ごとに成功パターンも異なるのでしっかりと理解し、ゲーム状況に合わせて実行するかしないかを選びましょう。

また、高校野球でおきた球史にのこるスクイズプレーも掲載しているので、スクイズの魅力についてより深く知れることでしょう。

目次
スクイズとは?!
スクイズの起源は?!

スクイズとは?!

野球の「スクイズ」ってなに?!成功の秘訣や必要な技術を徹底解説!
(画像=『SPOSHIRU』より引用)

スクイズとは、2アウト以外の場面でランナーがいる場合に、バントをすることです。

特に成功しやすい場面を挙げます。

  • 3塁ランナーの足が速い場合
  • ランナー3塁のみの場合
  • バントが上手い打者の場合

です。

しかし、こういう場合でも終盤でビハインドのときや、つなげたほうが良い場合はスクイズはしないほうが良いでしょう。

特に1点を取る方法の中では、スクイズは仕掛けやすい半面、失敗しやすいというところもあります。

相手バッテリーが警戒する中で行う必要があるのも悩ましいところです。確実に成功する場合でないと仕掛けても意味がないなど、作戦としては難しい部類の技です。

成功するのは難しく、相手の裏をかかなければいけない技なのです。なかなか勇気のいる作戦ですが、成功すると試合の流れを引き寄せられるなどのメリットもあります。

スクイズの起源は?!

スクイズの起源として、搾り取るという意味があります。

どうしても1点がほしいためにスクイズを行います。そのため、1点を搾り取るという作戦なわけですね。

そして、このスクイズ、なんとメジャーリーグで生まれた戦術なのです。野球の本場生まれの作戦なので、多くのチームが実行しているのも納得ですね。

ですが、現在ではメジャーリーグでは、なかなかスクイズシーンを見かけなくなっています。これは野球の戦法が昔とは大きく変わっているからでしょう。

ちなみに、日本で最初にスクイズをしたのが松本深志高校です。112年前の上田高校との試合で大沢選手という方が試みました。

このように日本でも古くから取り入れられている戦法といえます。

以上がスクイズの歴史です。スクイズは厳しい技術ですが、理解すると野球を知るいい機会になることでしょう。