目次
証券会社を選ぶときのポイントは
・手数料
・商品数
・最低投資金額
・情報サービスの充実度
投資信託を購入したあとはどうすればよい?
証券会社を選ぶときのポイントは
数ある証券会社の中から、どこが自分に合うのか見つけるのは大変なことです。しかし1つだけに絞る必要はないので、ポイントを踏まえつついくつか開設して、利用しやすい証券会社を見つけてみてください。
手数料
投資信託はどの商品にも必ず手数料がかかります。あなたに代わってファンドマネージャーに運用をしてもらうため、株式投資と比較すると手数料は高い傾向にあります。しかし、まったく同じ商品でもどこで購入したかによって手数料が違うケースは少なくありません。
投資信託は「買うとき」「持っているとき」「売るとき」に手数料が発生します。持っているときには必ず手数料が発生しますが、売買するときは証券会社によっては手数料がかからないことがあります。
運用上のコストを下げることはとても重要です。投資信託選びのポイントとして、コストがかからないものを選びましょう。
商品数
選択肢が多いほど自分に合った商品を見つけやすいので、商品数の多さは重要です。「短期間で売買をするよりは長期間保有したい」「まずはカードのポイントを使った投資がしてみたい」など、人によって投資スタイルは違います。
また、投資信託に慣れてきて他の商品の購入を検討するときにも、商品数は多い方が新たな口座開設の手間がなく便利です。
最低投資金額
まとまった資金がなくても始められるのが投資信託の魅力ですが、最低投資金額はどのぐらいなのでしょうか。
最低金額は証券会社によって異なります。数千円からなど比較的安いですが、ネット証券なら、スポットでの購入でも100円から始められます。最低投資金額からスタートして、投資信託に慣れたら金額を増やし段階的に目標金額を狙う資産運用が可能です。
情報サービスの充実度
証券会社ごとの独自のサービスも見逃せません。ポイントプログラムの実施や通常は有料である「日経新聞」や「会社四季報」を無料で閲覧できたり証券会社によっては非常に便利な分析ツールを提供したりしている場合もあります。
自分の投資スタイルを診断してくれるものや、すでに持っている投資信託とモデルポートフォリオの一致度を診断してくれるものなどもあり、初心者にはありがたいサービスです。これらのサービスを利用することで、勉強しながら投資を続けらるでしょう。
投資信託を購入したあとはどうすればよい?
投資信託は専門家が運用してくれます。基本的には長期運用を目指しほったらかしにしておけばいいですが、定期的な確認は重要です。
基準価額の変化は販売会社のWebページで日々変わっていることを確認できます。
また、年に1~2回など、決算日に運用報告書が発行されるので、こちらもチェックをしましょう。購入した投資信託の運用実績を確認し、運用成績を確認するためです。確認ポイントは運用成績や投資環境、運用の概況、今後の運用方針です。
運用報告書の発行の間に、週次や月次で発行されるウィークリーレポートやマンスリーレポートもホームページでチェックするとよいでしょう。
運用成績のほか、ポートフォリオの資産配分比率が購入時から大きく外れていないかを定期的に確認するとよいです。