早々にヒットもペース上がらず

金袖は空バリのまま、白袖は白サシを付けて仕掛けを下ろす。定番エサは紅サシだが、経験上、白のほうが食いがいい。エサ付けしている最中に、先に下ろした空バリ仕掛けに小気味いいアタリ。

アワせてから追い食いを待って巻き上げると10cm級3尾。遅れてエサ仕掛けを下ろすと、こちらにも明確なシグナルで、8~12cm6点掛け。

しかし、朝が勝負のこの時期、なかなかペースが上がらない。群れが小さいうえ、捕食魚に追われて動きが速いので、ボートの下に止まってくれないのだ。

早朝の芦ノ湖ボートワカサギ釣りで186尾 例年とは魚の動き異なる?
(画像=湖尻湾の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)、『TSURINEWS』より 引用)

小まめに移動し流し釣り

そこで、こまめに移動しながら流し釣り。風のないときなら手こぎボートでも、この釣り方ができる。魚探で群れを探して、大きな反応を見つけたら仕掛けを即投入。

この際、電動リールなら巻き上げが自動なので、群れが去ってもすぐに移動できる利点がある。

そうこうしているうちに、定期的に大きな群れが通る場所を見つけたのでアンカリング。この日は6時から9時まで3時間の釣りだったが、4.5~13.2cm186尾。

当歳魚は交じる程度で、平均10cm前後。数尾だが13cm超のジャンボワカサギも釣れてきた。マスと思われる強い引きは2回。

早朝の芦ノ湖ボートワカサギ釣りで186尾 例年とは魚の動き異なる?
(画像=最大は13cm超(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)、『TSURINEWS』より 引用)