サーフ用のヒラメロッド【1万円台】2選

1.シマノ・ムーンショットS100M

有名な釣り具メーカー・シマノが2021年にリニューアルしたシーバスやヒラメ、ライトイトショアジギング用のロッドです。特にS100Mタイプはサーフでヒラメをターゲットにするのに適しています。

軽量ですが、50gまでのメタルジグに対応する耐久性があります。シマノの上位機種の機能が搭載されていて18000円程度はリーズナブルな部類でしょう。ほかにも、軽量のルアーで繊細な釣りをするならMLクラス、座布団ヒラメ狙いならMHクラスを選べます。

有名メーカーの技術が詰め込まれた高コスパ品

ムーンショットに搭載されているシマノの最新技術の一つが「ハイパワーX」です。薄いブランクスにカーボン素材をX状に巻き付けて、強度と粘りを増しています。ブレが少なくなるため、竿のコントロールがしやすく、飛距離が出るのがメリットです。

ガイドには摩擦の少ないSiCタイプを搭載し、ライントラブルが起こりにくい仕様です。ヒラメ以外にも青物やシーバスといったパワーのあるターゲットと渡り合うこともできます。

2.メジャークラフト・トリプルクロスサーフTCX-1002SURF

国内の人気釣り具メーカー・メジャークラフトから販売中のサーフ専用モデルです。「TCX-1002SURF」は10フィートの扱いやすい長さで、メタルジグなどの重いルアーにも対応します。

他に「982SURF」という全長が短いモデルもあり、消波ブロックなどの近場にひそむヒラメを狙うのに最適です。17500円ほどの価格帯で、高強度のEVA素材のグリップやゴールドの縁取りが高級感を出しています。

強度のメリハリがついた専用のヒラメロッド

トリプルクロスサーフは、4軸構造のカーボンで構成したバット部をさらにカーボンテープで締めることにより、ヒラメの引きにも負けないパワーを引き出しています。一方で、穂先はやわらかい設計で、獲物の当たりをしっかりと感じられるのも特徴です。

ガイドには軽量で摩擦が少ないSiCリングを搭載し、ロッドに対して傾斜がついたK型のガイドセッティングにすることにより、ライントラブルを防いでくれます。

サーフ用のヒラメロッド【2万円台】2選

1.ダイワ・オーバーゼア103M

フィッシング用品の有名ブランド・ダイワから昨年(2021年)発売された最新のロッドです。「103M」はサーフや堤防をフィールドにした竿で、ミノーやメタルジグのような重いルアーから軽量のワームまでを扱えます。

さまざまな釣り方ができるので、ヒラメ以外にもシーバスやマダイといった多彩な魚種をターゲットにできるのも人気のポイント。シリーズ名が刻印された赤のワンポイントが印象的なロッドで、価格は23000円ほどです。

高性能でさまざまな釣りを満喫できる

オーバーゼアにはダイワ独自の「X45」という、カーボン繊維を斜めに巻いて強化する技術が搭載されています。これにより、ブランクスの耐久性だけでなく、感度や操作性も高くなっているのが特徴です。

ガイドには富士工業のステンレスフレーム製を採用し、トップ部には強度の高いSiCリングが搭載されています。小ぶりなシングルフットガイドなのでぶれが少なく、キャストの時に振りぬきやすい仕様です。

2.テイルウォーク・SSDサーフラット98M

SSDサーフフラットは、ルアーフィッシングの総合ブランド・テイルウォークから販売されています。サーフでのフラットフィッシュ専用のロッドで、「98M」はプラグやジグ、ワームを用いた釣りに対応する汎用的なモデルです。

シリーズ品には「106M+」という3.2mのロングタイプもあり、最大60gの重いジグを遠投して広範囲をサーチするのに向いています。どちらも22000円ほどの価格帯で、150cm前後に収納することが可能です。

専用の機能が詰まったヒラメロッド

SSDサーフフラットシリーズには扱いやすさと、釣果を得るための実戦的な性能が備わっています。ブランクスはヒラメの引きに負けない頑丈なつくりで、先端を柔らかくすることによりヒラメの弱い当たりにも素早く反応することが可能です。

ガイドはライントラブルの少ないKガイドで、先端には糸抜けのよいSiCガイドを採用しています。また、グリップエンドは長めの設計で、脇に挟んで長時間の釣りも楽しめます。