
(画像=『TECHABLE』より 引用)
装着するには少し勇気を要するようなウェアラブルデバイスがダイソンから発表されました。
耳と鼻口を覆うデザインの空気清浄機能が付いたヘッドフォン「Dyson Zone」です。SF映画を彷彿とさせるような外観ですが、もちろんフィクションではなくダイソンが開発に6年をかけた渾身のデバイスです。
オーディオ初挑戦

(画像=『TECHABLE』より 引用)
Dyson Zoneは迫力のあるサウンドと同時に、浄化された空気を鼻と口に提供するというもの。掃除機のダイソンがなぜ?と思う人もいるかもしれませんが、同社は空気清浄機も展開していて、有害物質を空気から除去するという確立済みの技術を今回のデバイスにも活用しています。
一方で、オーディオ技術に関しては初挑戦で、しかも空気清浄機能と融合させるという取り組みはかなり果敢なものです。
マイク8個搭載
まずオーディオ機能ですが、両耳を覆うオーバーイヤー型で、各イヤーカップに高性能ネオジム系電気音響システムを搭載しています。またマイク8個を使用したアクティブノイズキャンセリングシステムで騒音をカットしています。
広い周波数特性、正確な左右バランス、人間の耳に聞こえないレベル以下の歪みなど、同社は「ミュージシャンやクリエイターが意図した音を忠実に再現できる」とうたいます。